小児歯科の治療内容｜宮本歯科医院

生活習慣の改善と食生活の見直しは、お子さまの顎の成長や虫歯予防のためにも大切です。

当院は待合室からキッズスペース、診察室に至るまでを木目調のデザインにしており、歯医者の匂いがしないようにアロマも使用しています。落ち着きと安らぎのある空間にすることで、お子さまが「歯医者に来た」という恐怖感や緊張感を感じないような環境作りに努めています。

治療に使用する機器や道具の滅菌も徹底して行っており、歯を削るときに使うタービンは常に清潔な状態で治療できるよう、高圧蒸気滅菌器を2台用意して治療毎に滅菌しています。ユニットに座っていただく際に使用する、コップやエプロン、ユニットのヘッドカバーなどはすべて使い捨てです。

また、治療を受けられる前に、当院から気をつけていただきたい点をお伝えしています。お子さまの虫歯を防いだり顎を成長不足にしないためには、日頃の食生活や頬づえ、指しゃぶり、うつぶせ寝、爪を噛む、猫背などの生活習慣を改善することがとても大切です。また毎日の食事の具材を細かく刻みすぎたり柔らかくしすぎると、お子さまは前歯で噛むことをしなくなってしまい顎が発育しにくくなります。水分補給のつもりでスポーツドリンクやコーラなどを日常的に飲まれることも虫歯の原因になります。お子さまのお口の健康を将来にわたって守るためにも、親御さまはぜひその点も意識していただければと思います。

小学校に入学したらぜひ歯並びチェックを。「床矯正」でお子さまの歯並びをきれいにします。

永久歯が生えて歯並びがガタガタになってしまう原因でよくあるのは、顎の成長不足によるものです。乳歯が隙間なく生えそろっていると、より大きい永久歯に生え変わったときにスペースが足りなくなってしまうからです。

当院は「床矯正」（※）でお子さまの顎を広げ、永久歯を抜くことなく歯をきれいに並べる小児矯正治療を行っています。そのため、子供の歯科矯正は小学校1年〜2年くらいから始めることをおすすめしています。この時期から開始すれば費用の負担が軽く時間も短くてすみます。開始が遅れて小学校4年生くらいで犬歯が生え変わってしまうと、犬歯の位置を治すための治療が必要になり、八重歯になってしまうと治療も複雑になります。早めの小児矯正を行うためにも、お子さまが小学校に入学されましたらぜひ一度歯並びチェックをお受けください。矯正そのものは早ければ2〜3年で終わり、その後小学校卒業くらいまでの期間は永久歯への生え変わりをチェックしていきます。小児矯正は部活や勉強で忙しくなる中学生になる前に歯並びをきれいにしておくことがポイントです。

受け口のお子さまの場合は、小学校入学前の4〜5歳くらいから小児矯正をしていただきたいと思います。その時期からであればマウスピース治療により受け口が改善されていきます。

※自由診療です。料金は料金表を確認してください。