長くお付き合いのできるお口の担当歯科医師として。入れ歯で一日も早くよく噛める生活を。
入れ歯は、健康な歯や骨を削らなくて済む、体にやさしい優れた治療方法です。歯を失ってしまったり、痛みがあってよく噛んで食事ができない状態は、一刻も早く改善することが必要です。当院では保険適用内外の入れ歯を、できるだけ早く製作して、少しでも早く患者さまに「噛むことができる生活」を送っていただけるよう努力しています。
お年を召した方には、インプラントなどの外科的処置はお体への負担が心配です。また、老後に病気などで入院された場合、インプラント（※）から感染を起こして重篤な状態になってしまうリスクも考えておく必要があります。
歯を失ってしまった方、親御さまのお口の状態が思わしくない方、まずは当院までご相談ください。長くお付き合いのできる「かかりつけの歯科医院」として、ご要望にそったぴったりの入れ歯を責任を持ってお作りいたします。
※自由診療です。料金は料金表を確認してください。
入れ歯・義歯の特徴
保険内外の入れ歯をご要望に添ってご提案。周りに気づかれにくい自然な見た目の入れ歯も。
当院では、保険内外の入れ歯を、ご要望をしっかりとお伺いした上で、患者さま一人ひとりに合ったものをご提案させていただきます。「痛みや違和感の少ない入れ歯がいい」、「見た目にも良いものが欲しい」といった場合、機能面を考えると保険外の方が優れてはいます。しかし、「なるべく費用を抑えたい」といったご要望に添ったご提案をできるよう努めていますので、遠慮なくお声をお聞かせください。
保険外では、金属のバネを使わずに弾力性のある樹脂を使ってはめ込む入れ歯をおすすめしております。見た目が自然で周りにあまり気づかれずに使用できます。歯茎への当たりもソフトで痛みも少なく、割れたり壊れたりする心配も減らすことができます。接客や営業などの仕事柄、お口の印象をよくしたい方、口の中に尖った細い金属があることに不安を感じる方におすすめです。
入れ歯製作の際は、保険内外に関わらず丁寧に調整をさせていただきます。定期検診でお口の中と入れ歯をきれいに掃除して、末長くお使いいただけるよう配慮しています。
長年にわたる経験による入れ歯作製
入れ歯は、基準点やかみ合わせ位置など、機械で測定して学問上は問題がない状態であったとしても、実はなかなかその通りにはうまくいきません。患者さまお一人お一人が、ご自身のライフスタイル、そしてご自身のかみ合わせで長年生きてこられています。だからこそ、経験数や勘がとても重要になってきます。
当院では、60年以上の歴史と祖父の代から受け継ぐ技術をもって、丁寧にお一人お一人に合わせた入れ歯の作製と調整を行っています。
また入れ歯は、入れっぱなしにせずにきちんと洗って大事に使っていただければ、とても長く使う事ができます。なるべく皆さまのお口にピタッと吸いつくように丁寧に調整していきますので、入れ歯もご自身の歯にように、大切に大切に扱っていただければと思います。
よくあるご質問
- 新しく入れ歯を作られる患者さんは、具体的に使いごこち・見た目・費用に関するどのような希望を持っていますか？
- 一日も早く痛みを伴わずに噛めるようになりたい、おいしくご飯を食べたい、という切実なお悩みの患者さまが多くいらっしゃいます。当院では、なるべく早く入れ歯製作を行って、快適に食事ができる生活を送っていただけるよう対応しています。
- 初めて入れ歯を作られる患者さんの年齢や性別の割合など教えてください。
- 初めて入れ歯を作られる患者さまは、男女の偏りなく半々だと思います。年齢は60歳以上の方が多いです。60歳までは他の治療法で我慢されてきた方が、天然歯がなくなって、入れ歯治療をご決断になるケースが多いようです。中には100歳に近い患者さまもいらっしゃいます。
- 取り扱っている保険適用外の入れ歯の種類を教えてください。
- 樹脂を使った入れ歯が中心となりますが、金属床の入れ歯もご要望によっては、施術を行います。総入れ歯を金属床で製作した症例もあります。金属床の場合、高い費用をかけても、患者さまにぴったり合うかどうか難しいという面があります。
- 取り扱っている保険適用外の入れ歯で多いものは何ですか？また、それの特徴も教えてください。
- 見た目に関するご要望が多いため、金属のバネが目立たないものをご希望される患者さまが多いです。歯茎などへの当たりも柔らかい素材で、金属のような違和感も少なく痛みが軽減されます。耐久性もあり、長く使っていただける入れ歯です。
- 入れ歯の調整は可能ですか？また、可能な場合調整にかかる期間はどのくらいですか？
- 入れ歯が1回でぴったり合う患者さまもいれば、2～3カ月かけて調整を行う場合もあり、ケース・バイ・ケースです。顎の骨がほとんどないなどの難しい症例の患者さまもいらっしゃいます。月に一度、定期検診に来ていただき、必要に応じて入れ歯の調整も行っています。
- ブリッジやインプラントと比べて、入れ歯特有のメリットを教えてください。
- 健康な歯や骨を削らずにすみ、残っている歯に負担をかけない入れ歯は、優れた治療法です。インプラントのような外科的処置も不要です。60歳以上の方は、ご病気で入院された場合、インプラントからの感染で骨髄炎にいたるケースもあります。
- ぴったりの入れ歯を作成するために意識していることなど教えてください。
- 当たり前のことですが、まずは型をきちんと取ることです。素材によっては、盛り足しや削りを行い、お口にぴったりとフィットするように形を調整します。どうしても合わないようでしたら、再度型取りを行い、一から作り直すこともあります。
- 入れ歯を作られた患者さんから、どういった感想をいただくことが多いですか？
- 食事の際に、痛くなく普通に噛めるようになった、という喜びは大きいものだと感じます。入れ歯が初めての場合、最初のうちは厚みが気になったり違和感を覚える方もいらっしゃいますが、ほとんどの患者さまには入れ歯生活にご好評いただいています。
- 入れ歯のメンテナンスのために行っていることを教えてください。
- 1カ月に一度、来院していただき、口腔粘膜の掃除やクリーニングを行い、お口の中を清潔にします。特にお年を召した患者さまは、誤嚥性肺炎などが起こらないように気を配ってケアをしています。入れ歯に付いた歯垢を除去してきれいにし、場合によっては調整も行います。
