当院は1962年から地域の患者さまのお口を健康に保てるようサポートしています。院長の父親の代から、地域の患者さまが来院しやすいようコミュニケーションを多くとり、患者さまとのつながりを大切にしてきました。地元で長い間診療を行ってきたので、長く通っていただいている患者さまもいらっしゃいます。医療機関にかかっているご年配の患者さまには、持病がないか、どんな薬を飲んでいるかなど身体に配慮しながら治療をしています。また、必要に応じて医科の紹介状を書くこともできます。そして、医科の医師と連携をとりながら治療を進めることもできます。
このように、患者さまにとっての不安を取り除きながら、身体全身の健康を配慮した治療を提供しています。
当院では、歯周病になる前の予防を重視した治療を行っています。歯周病は自覚症状がほとんどないため、気がついたときにはかなり進行している可能性があります。そうなってしまうと、徐々に歯がぐらつき、抜歯しなくてはならないことがあります。そのため、当院では歯周病をできるだけ進行させないような処置を行っています。
当院では、歯周病の進行を防ぐために歯石や汚れを取り除くだけでなく、ブラッシング指導も行っています。歯科医院での予防処置とご自身でのセルフケアの両立が重要と考えるためです。そして歯ブラシにもこだわり、毛が柔らかく歯周病を防ぎやすい歯ブラシをおすすめしています。
このように、医院で行う処置だけでなく、ご自身でも適したセルフケアができるようになることで、患者さまが歯を失う可能性を軽減させることができます。
歯周病の予防は、歯科衛生士が担当しています。まずは、歯と歯ぐきの間の溝である歯周ポケットの深さを測り、検査を行うことで、歯周病の進行度を確認しています。その後、患者さまに応じてスケーラー(歯石を除去する器具)で歯石を取り除いています。患者さまご自身でも把握しやすいよう、ていねいに状態を説明し、歯周病の進行度を数値で伝えています。
歯周病は見た目だけでは判断できないこともあるため、お口の中の状況をしっかりと把握し、現状に対し、適した処置を提供できるような体制を整えています。