お子さまの負担を軽減しながら、きれいな歯並びを目指します
永久歯が生えそろってから矯正治療を開始すると、すべての歯が並ぶスペースがないため抜歯が必要な場合もあります。また、固定式の矯正装置を長期間装着することになるので、見た目も気になるでしょう。
当院はお子さまの負担をできる限り軽減しながら、きれいに永久歯がそろうよう小児矯正を行っています。拡大床によって、永久歯が入るスペースを顎の骨を徐々に広げることで作るというものです。拡大床は取り外しができる装置で主に睡眠時に装着していただくため、見た目も気になりません。
小児矯正はタイミングが大切です。生え変わり時期に行うため、小学校入学前を目安に一度ご相談ください。10歳くらいまでなら、装置を入れる時間を長くすることで治療が可能な場合がございます。
小児矯正治療は女性の歯科医師が担当いたします。親御さまのお悩みやお子さまのお気持ちに寄り添ってていねいに治療を進めますので、お任せいただけましたら幸いです。
当院の小児矯正では、取り外しができる入れ歯に似た形の拡大床を取り扱っています。顎が小さく将来永久歯がきれいに並ばないお子さまにご案内しています。
拡大床はネジを回すことで徐々に広がっていく装置です。歯科医師の指示に従ってご自宅でネジを回していただきながら装着していると、それに合わせて顎の骨が広がり、永久歯がきれいに並ぶスペースを作っていきます。
片顎のみ治療することも可能で、その場合は全顎の半分の費用で治療できます。生え変わり時期に行う治療なので、ご心配な場合はお早めにご相談ください。
小児矯正は女性の歯科医師が担当しています。親御さまのお悩みに寄り添い、相談しやすいようにコミュニケーションを取ります。無料相談も可能です。小児矯正が必要なのか、顎が小さいように感じるなどお悩みをご相談ください。
お子さまの場合、小児矯正を続けるためのモチベーションを持っていただくことが難しいこともあります。その場合は、小児矯正の装置とワイヤーの装置の実物を見ていただいて「どちらがいいかな?」と尋ねます。お子さまにもワイヤーの装置による治療が大変なことが分かりますので「今頑張ろう」という気持ちにつながると思います。
診療ユニット近くにはキッズスペースがあるので、待ち時間にご利用ください。
小児矯正は始めるタイミングが大切です。生え変わってしまう前に行いますので、小学校に上がる前に一度ご相談ください。お子さまのタイミングがありますが、早めに始めれば余裕をもってゆっくりと治療が行えます。個人差もありますが、10歳くらいまでなら装置を長時間入れていただくことで治療が可能な場合もあります。
乳歯が抜ける前に下の永久歯が生えて歯が2列に並んでしまうケースもございます。その場合は、将来永久歯が並びきらないほど顎が小さい可能性がありますので、お早めにご相談ください。
歯科医師は2名在籍していますので、矯正治療中に急なお困りごとが生じた際も急患で対応可能です。
問診・ヒアリング
歯並びの状態を確認し、お子さまのお悩みやご希望を伺います。その後、矯正治療の流れ、かかる費用や通院期間についてご説明します。矯正治療を決められた場合は精密検査に入ります。
精密検査
歯の型取り、口内の写真撮影やレントゲン撮影を行います。また模型を作ったあと、実際に使っていただく装置を作ります。
治療開始
ネジを回すことで徐々に歯を並べるスペースを作る装置をお渡しします。基本的には調整は歯科医院で行いますが、ご自宅での装着方法について歯科医師が説明します。
調整
矯正治療の進行チェックや装置の調整、クリーニングを定期的に行います。調整を怠ると通院期間が長引き、処置の結果にも影響が出る可能性があります。きちんと通院していただきますようお願いします。3週間から1カ月に一度来院していただき、その都度調整を行います。
メンテナンス
お口を健康な状態で維持するために、6カ月に1回ほどのペースで歯科検診にお越しください。虫歯の確認やクリーニングを受けていただきます。
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