小児歯科の治療内容｜ヘルスケア松本歯科クリニック

小さなお子さまは、自分一人では丁寧なブラッシングはできません。最初は親御さまが9割、お子さまが1割といえるほど親御さまの役割が大変重要です。その比率をお子さまの成長に合わせて、徐々に逆転していけるよう目指していきましょう。まだお子さまが一人でできないまま、いきなり小学校高学年ぐらいで「もう、仕上げ磨きはしないよ」という形で手を離してしまうと、病気になる可能性が高くなってしまうのです。それまでにお子さまが9割、あとは親御さまが仕上げ磨きとチェックという形にし、お子さまが一人でできる準備のためにサポートさせていただきます。

お子さまは特に奥歯や歯と歯の隣接面に虫歯ができやすいです。そのため歯磨きの後、フロスや歯間ブラシなどの補助器具を使って、しっかりとケアすることが大切になってきます。これももちろん、お子さま一人で使うことはできませんので、親御さまにも併せてご指導をさせていただきます。小さいうちから習慣づけることにより、長く虫歯を作らない、病気になりづらい口腔内の土台作りになれば幸いです。

お子さまのうちから、そして成人になってもおつきあいをさせていただき、定期的なメンテナンスをしっかり行うことで、予防や病気にならないためのサポートをさせていただいております。ホームケアは大切ですが、それだけでは賄えない場合もございます。定期的な来院で、チェックとクリーニングを継続していただけると幸いです。また、お子さまの虫歯予防に良い方法として、「シーラント」があります。シーラントとは、奥歯の深い溝をプラスチックなどの材料で埋めて虫歯になりにくくするもので、お子さまの乳歯や永久歯に行います。しっかりと行えば作用がありますが、シーラントが施されていることで油断をしないよう、引き続きケアを行っていただくことが大切です。