Q.入れ歯で噛み合わせを重視している理由は何ですか?
A.自分では噛めているつもりでも、実は噛み合わせが悪くうまく噛めていないことがあるからです。
入れ歯をはめると痛い、すぐ外れる、うまく噛めないという方は、その入れ歯を調整して使用しやすいように調整していきます。しかし中には、素材の加工が不十分で割れる、ヒビが入るなどの異常が起こっているケースも少なくありません。その場合は調整をしてもまたすぐ壊れるので、作り直しを提案することもあります。
また入れ歯を作って終わるのではなく、定期的に検診にお越しいただくことで噛み合わせの確認もしています。ご自身ではものを噛めていると思っていても、噛み合わせが悪くうまく噛めていない、無意識に噛みにくいものを避けていることもあるからです。
長持ちする入れ歯にするため、入れ歯本体だけでなく、噛み合わせや残っている歯にかかる負荷まで確認しながら、生活の中で使いやすい状態にしていきます。