先代院長の父親が開院し、3代に渡って歯科治療を担う当院は、地域に根ざした歯科医院として親しまれています。家族ぐるみで長きに渡って通院されるご家庭も多いため、小さなお子さまからお年寄りまで、さまざまな年齢層の方を診療しています。院長と副院長の2人体制で治療に当たり、担当した患者さまを最後まで1人の歯科医師が責任を持って診療していますので、歯科検診を受けていただければ、ささいな変化も見逃さず、症状が悪化する前に手を打つことができます。
どんな方に対しても、なるべく「抜歯」や「抜髄(ばつずい)」をしないことがモットーです。つまり、「歯を抜かない」、「歯の神経を取らない」ということです。そのためにも虫歯はもちろん歯周病にもならないように予防に力を入れています。患者さまへは磨き残しのないブラッシングの仕方についての指導をするかたわら、歯科検診をおすすめして歯の状態を確認し、虫歯・歯周病の予防へと繋げています。
もちろん、虫歯や歯周病がかなり進行している場合は抜かざるを得ない場合もあります。歯は、虫歯ができて小さいうちは痛まないですし、何ともないように思えるのですが、虫歯がどんどん大きく広がって神経に近くなると痛みを感じるようになります。虫歯が神経に達すると虫歯を削り、神経を取るだけでなく、歯そのものも抜かなければならない場合がとなってしまいます。実は、考え方の違いによりますが、残せそうな神経でも取ってしまう歯科医師もいます。しかし、当院ではギリギリでも「なるべく残す」のが信条です。当院で抜いてしまうパターンは、基本的に虫歯が大きくなっていて歯の頭もなくなり、歯の根っこだけになっているまでに症状が進行していた場合、抜いてしまうこともあります。また歯周病ですと、歯周ポケットがどんどん深くなっていき、歯茎の中にある歯を支えている骨がなくなってしまう病気で、そのために歯が抜けてしまいます。その症状が進行して相当悪くなり、骨が無くなってもう歯を支えきれない、とならない限り、当院は抜かない方針です。その人の歯をギリギリまで残しています。まずは、患者さまの歯を生かすことが大事なのです。
治療を行う際には、お子さまでも大人でも、コミュニケーションを大切にすることを心がけています。どう治療していくかといった説明を丁寧にすることもそうですが、患者さまを怖がらせないよう、リラックスして治療を受けていただくことにも重きを置いています。そのリラックス感から、家族ぐるみでお付き合いさせていただく方も少なくありません。
当院は「保険でできる治療」を掲げているため、特別珍しい治療や高額な設備をそろえているわけではありません。ですが、患者さまが求める治療に対応し、丁寧に行うこと、その治療がよりよいものであること、それを基本としています。診療は予約が基本ですので、来院されてお待たせすることもほとんどありません。
ネット予約・空き状況確認 |
||
---|---|---|