A.手術をともなう「親知らず」などの治療を行います。
お口の症状によっては、手術が必要なことがあります。そういった治療を行うのが歯科口腔外科です。主な治療のひとつが「親知らず」です。親知らずとは、前歯から数えて8番目にある歯で、すべての人に生えているわけではありません。
もちろん、親知らずがあるからといって、すぐに抜歯が必要というわけではありませんが、そのまま放っておくと、まわりの歯や歯並びに悪影響を与えかねないケースがあります。そういった場合に、患者さまに抜歯のご相談を行います。
親知らずの抜歯を行う際は、まずはレントゲンでお口の状態をしっかりと把握します。その上で、麻酔をしてできるだけ痛みの少ない状態にしてから、なるべくスピーディーに処置を行います。素早く治療する理由は、体への負担をできるだけ少なくするためです。
しかし、麻酔によって痛みがすべてなくなるわけではありません。そこで、痛みがあることも事前にしっかりと説明をして、患者さまにも納得していただいてから治療を進めるようにしています。また、患者さまの不安の軽減するために、手術の前であればいつでも中止できるような体制を整えています。
A.症状の種類を見きわめた上で、一人ひとりに合った治療を行います。
当院では、顎関節症の治療にも対応しています。顎関節症の症状は大きく分けて二つの種類があります。ひとつは筋肉の症状によるものです。主に「痛くて口が開かない」「口は開くけど頬が突っ張っている」といった症状があります。
もうひとつが関節の症状によるものです。主に「口を開けるとカクカクという音が鳴る」といった症状があります。関節の症状は筋肉の症状に比べて治療期間が長くなるという特徴があります。当院では、それぞれの症状に合った治療をご提供しています。