小児歯科の治療内容｜タナベ歯科クリニック

シーラントとは、奥歯の噛む面の溝の部分にプラスチック樹脂を埋める施術です。溝を埋めることで、奥歯のむし歯を防ぐことができます。6歳頃に奥歯の永久歯（臼歯）が生えたら、すぐに溝を埋めます。10歳頃になると溝が浅くなり、埋められなくなってしまうので、なるべく早めに施術することが重要です。
なお、乳歯でも溝が深い場合は施術します。シーラントが取れていないか、3カ月に1回の頻度での検診が必要ですので、フッ素塗布とあわせておこない、むし歯の無い健康な歯を手に入れましょう。

歯科医院が怖い場所にならないようにするためには、落ち着いてお子さまに治療をおこなっていただくことが大切です。「無理やり」ではなく、お子さまに無理のない範囲での治療をしていただきます。

たとえば、治療に使う機械などをお子さまに触ってもらい、これからどんな治療をするか説明します。「大丈夫だよ」とお声がけし、落ち着いてもらうことを心がけています。削る音が聞こえないように診療台でアニメのDVDを見ながら治療を受けることも可能です。
さらに、なるべく保護者の方には診療室まで入っていただき、診療台の横で治療を見てもらうことをお願いしております。保護者の方も一緒に治療しているつもりで、必ずお子さまの治療内容を目で見ていただくことを大切にしております。

また、お子さまが怖がってどうしても診療が進まない場合は、歯を削ることの代替えとしてレーザー治療も行っております。