口腔がんは表面にできるがんであるため、本来であれば患者様ご自身でも内部のがんより発見しやすいとも言えるでしょう。しかし認識が広く浸透しておらず自覚症状も少ないため、見落とされることが多くなっています。
早期に発見できれば切除する部分は小さくて済み、治療後の見た目や機能面での変化もそれほど大きくありません。しかし進行してしまうほど切除部分が大きくなり、治療後の変化も大きくなってくるのです。そのため、できるだけ早く気付くことが重要な病気と言えるでしょう。
当院は口腔がんの検査装置を導入しており、症状を早期発見できる環境を整えています。年に1回の口腔がん検診(※)を推奨していますので、ぜひお越しください。
※自由診療です。料金は料金表を確認してください。
口腔がんの検査は「口腔内蛍光観察装置」を用いて行われます。これはお口の中に特殊な波長をした青い光を照射する装置で、もしも細胞に異常があれば光の色が変化して判別が可能になります。
お薬などを使用した検査ではないため、お身体への負担はそれほど大きくないでしょう。口腔がんのご不安があれば、ぜひ一度検査を受けてみてください。