今まで日本人の多くは、歯が痛くなってから治療を受けるという考え方でした。これでは「病気→治療→病気…」というサイクルを招き、治療回数が増える上、歯へのダメージが回数を増すごとに蓄積してしまいます。
昨今は欧米のように、歯が病気にならないための予防の重要性が次第に広まっております。特に大切なのが毎食後のブラッシングと、定期的に歯科医院で予防診療を受けていただくことです。
当院はブラッシング指導をしております。効率的に歯磨きをできる時間や磨き方、コツをお伝えし、磨けているようで磨けていなかったということをなくしていきます。
大人の患者さまには、歯磨きでは取れない虫歯や歯周病の原因となる汚れを取るクリーニングや、歯質を強めるフッ素剤を歯に塗布するフッ素コーティング(※)を受けていただきます。大人でも、子供でも一定の作用がある処置です。お子さまには、フッ素コーティングや奥歯の溝をプラスチックでコーティングして磨き残しを防ぐシーラントなどを行っております。
基本的には半年に一度の定期検診へ来ていただくようご案内をしております。
※自由診療です。料金は料金表をご確認ください。
最近特にお子さまの歯に対する親御さまの、予防意識が非常に高くなってきていると感じます。こちらから予防治療の方法をご紹介する前に、フッ素コーティング(※)やシーラントといった治療をお願いされることもあるくらいです。
意識が高まれば、それだけ歯科医師と意思疎通ができ、治療内容についてしっかりと理解することができます。ご自身で得た知識と歯科医師からの提案を踏まえて判断し、治療方法をお選びください。さまざまな治療方法や内容について、聞いていただけると私としても非常にうれしいです。
生まれてくる赤ちゃんのために、妊婦さんへ予防診療の指導もしております。実は歯周病菌が流産の原因となってしまったり、離乳食を与える際に口内細菌が赤ちゃんの口へ移ってしまったりして、口内環境を悪化させてしまうことがあるのです。
ぜひ歯科に対する知識を高めていただき、率先して予防する治療へと変わることを願っております。
※自由診療です。料金は料金表をご確認ください。
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