歯周病の治療の際はなるべく細やかに原因を解明するために、位相差顕微鏡で菌を確認しています。歯周病の治療は歯茎の隙間を深く触ったり、歯周病菌を抗生物質で殺してから行ったりしますが、それに比べると当院の歯周病の治療は優しい治療になっています。また、菌をある程度特定することによって、患者さまも納得してくださるので、その後きちんと予防をやる気になって来ていただけるメリットもあります。治療後の予防に関しましては、定期健診などの案内や歯科衛生士のPMTC(※)を実施しています。歯の表面についた汚れや着色をクリーニングしてきれいにすることをPMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning)といいます。専用の機械や回転ブラシなどを使って歯に水と研磨剤を吹きつけ、タバコのヤニなどの着色や汚れを落とす方法で、ブラッシングではなかなか取れない見落としがちな歯垢や歯石も取れるので、終わったあとは歯がきれいになり、むし歯や歯周病の予防にもなります。最近の患者様の予防の意識は上がってきているように感じ、予防にPMTCをしに来ていただく方も多くいらっしゃいます。患者さま自身も痛くなってから歯科に行くのはいやですし、痛くなってから、ニコニコして来てくださいと言っても来られるわけがないので、なるべくいい状態を保つために、が向いていただければと思います。歯周病の治療に関しましては、歯石を取るのはもちろんですが、さっとやるくらいで、あまり余計のその後の歯茎の手術などはしないようにしております。まずは、自身の歯の状態を把握して、健康な歯を長生きさせるために一度ご相談ください。
※自由診療です。料金は料金表を確認してください。