歯周病は歯科における生活習慣病です
歯周病は、歯科における生活習慣病です。糖尿病や高血圧と同じく、患者さまの生活習慣に深く関わっています。そのため当院では、患者さまの生活習慣を改善する歯周病治療を行っています。
ただ通院するだけでは、効率良く歯周病を治療することはできません。ご自宅で大福やチョコレートなどの甘いものを頻繁に摂ってしまうと、治療の意味がなくなってしまいます。歯周病にかかった場合は、生活習慣から見直す必要があります。
生活習慣を変えるには、患者さまの自発的なご協力が必要です。しかし、日々の生活を変えることは決して容易ではありません。当院では、症状のご説明をできるだけ詳しくして患者さまのご理解を得られるように努力しています。当院では、歯周病の検査結果を数値化して、患者さまに病状を提示しています。歯周病は自覚症状が少ないからこそ、治療へのご理解を特に大事にしています。場合によってはレントゲン写真を撮るなどして時間をかけ、分かりやすい説明をしています。
歯周病治療は歯を残すための治療でもあります。歯を残すことは大切ですので、患者さまに歯周病治療の大切さをお伝えしています。
歯周病の特徴
お口を綺麗に保つことはとても大切です
歯周病はお口だけの問題ではなく、お身体全体の健康に関わっています。患者さまのお口のために、当院では歯周病の可能性がある患者さまには、ていねいに説明を行っています。
当院は、歯周病を誘発するさまざまな症状の情報をご提示しています。例えば、肺炎がそのひとつです。本来、お口から入った食べ物は胃に入りますが、時折、それらが肺へ送られてしまうことがあります。肺に送られた食べ物に歯周病菌などが付いていると、その菌を原因として肺炎を誘発する場合があります。
当院では、定期検診の際に歯周病の検査をしています。お口をきれいに保つことは、お身体の健康を維持することと同じです。
治療方法については、患者さまを主体として決定いたします
当院は、患者さまの意思を尊重して治療を行っています。歯周病の場合、歯を残すか抜くかという選択については、できる限り患者さまご自身の判断にお任せしています。
今現在の病状をお伝えした上で、最終的な治療の選択は患者さまにしていただいています。どうしても歯を抜かなくてはならない場合もあるため、その場合はしっかりと説明をさせていただいています。当院は治療のお手伝いをする立場であり、治療内容を決定するのはあくまでも患者さまご自身です。
歯を抜くか残すかという問題で大切なのは噛み合わせです。そのため患者さまに歯を抜いた後の噛み合わせの状態について、治療の前にしっかりとお伝えしています。
選択肢が多いのが歯の治療の利点です。当院は、数ある選択肢の中から、患者さまのご要望に合う治療をご提供いたします。
