医院設備の治療内容｜小松歯科医院

外科的処置を行う際、患者さまをモニタリングし、バイタルを知ることは大変重要です。
当院でも、生体情報モニターを導入いたしました。
持病をお持ちのかたやご年配の方に限らず、通常の医療において、血圧・血中酸素飽和度・心電図の測定は基本にあります。
歯科医院であるにせよ、医学の一分野である以上、その基本を欠かすことはできません。
この生体情報モニターを用いることで、局所麻酔の前に患者さまの身体的な状況を確認することができ、その結果から処置を取りやめるなどの判断を下しています。

体調の悪い方には1度内科を受診していただき、体調をコントロールしていただいてから、当院での治療を再開します。
患者さまがご自身の体調不良を自覚していらっしゃらないパターンも多いため、当院の受診を通じて改めてご認識いただくことも重要です。
万が一のことが起こる可能性を回避するためにも、生体情報モニターを用いて体調管理を行い、患者さまの気が楽になれる治療につながることを念じております。

ブラッシングの際に重要なのは、プラーク等を減少させることです。
ブラッシングに向けた患者さまのモチベーションをあげるため、当院では、プラーク等の中を位相差顕微鏡を用いてお見せしています。
プラーク1ミリグラムの中には、10億もの菌がうごめいているといわれています。

ご自分のお口の中の菌を目にすることで、ブラッシングへの前向きな姿勢が患者さまにも生まれます。
また、顕微鏡によって菌の数や種類を調べることができるため、虫歯や歯周病にかかりやすいか否かも明らかになります。
良い治療のためにも大変有益なツールですので、ぜひお試しください。

患者さまのお身体を守る医療従事者として、当院はAEDを導入しております。
患者さまに異変があった際に備えるものではありますが、この付近にはAEDの設置箇所が小学校しかないため、当院の患者さま以外でも、お具合が悪くなった方にお使いいただくつもりです。

地域の皆さまの健康に貢献するためにも、当院が率先して準備させていただくことが重要だと考えております。

当院では、患者さまが気兼ねなく治療に臨んでいただけるよう、衛生管理を行い、院内感染防止に努めております。

患者さまお一人おひとりに用いる器具を滅菌パックし、使用する際に開けるほか、オートクレーブを用いてタービンなどの器具も全て滅菌処理しております。
エプロンやコップも使い捨てのものを使用し、診療室内は空気清浄機の稼動により診療室内を清潔に保つよう努めています。

当院には、ご年配の患者さまやお身体の不自由な患者さまも大勢いらっしゃいます。
老人ホームから直接来院される患者さまもいらっしゃるため、階段の段差には手すりを取り付けております。

また、車椅子で来院される際も、院内は広々としたつくりで、問題なく移動していただくことができます。
歯科医師やスタッフも患者さまのご様子に目を配り、できる限りのお手伝いをさせていただきたいと考えております。
そのためにも、目が行き届く範囲を考慮に入れ、当院にはユニットを2台しか設置しておりません。
じっくり患者さまと向き合い、診療させていただくためにも、ユニット数には限りがありますので、ご容赦ください。