Q.入れ歯治療を受ける患者さまで多いお悩みは何ですか?
A.お口に合わないというお悩みが多いため、精密な入れ歯を作るようにしています
入れ歯を製作する際には、型取りを行います。使うことが多いのは寒天です。しかし、寒天は蒸発して縮むことがあります。また型に流し込む模型剤の石膏も、大きさが変わることがあります。それらが原因でお口に合わないといったことが起こるのです。
当院では、精密な入れ歯作製のために、患者さま専用の型を取り、形状の変化が起きにくいようにできるだけ薄く作っています。また寒天ではなく、ゴムを使用し、保険内でも、お口に合うものをご提供しています。
A.もちろんです。できるだけ、その日のうちに使えるように調整いたします
お口の中は徐々に変化しています。そのため、最初はぴったりだった入れ歯も、使っているうちに痛みを感じるようになることがあるのです。
当院へお使いの入れ歯を持ってきてくだされば、できるだけその日のうちにお口に合うように調整いたします。場合によっては、今の入れ歯をお使いいただきながら、新しい入れ歯の製作をすることもあります。いずれにせよ、患者さまの「噛めない」時間ができるだけ少なくなるよう配慮しています。
A.入れ歯は靴と同じです。できるだけ使って身体になじませてください
今履いている靴も、最初は違和感があったと思います。毎日履いて、身体になじんだからこそ、履き心地も良くなったのではないでしょうか。入れ歯もそれと同じです。自分の身体になじませるために、毎日使っていただくことが大切です。
当院でご提供している入れ歯は、できるだけ違和感を覚えないように作製していますが、それでも人工のものを口に入れることに慣れていただく必要があります。もちろん、完成してからも微調整も行い、より使いやすい入れ歯にしていくので、気になることがあればご相談ください。
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