Q.顎関節症にはどのように対応していますか?
A.スプリントというマウスピースで顎にかかる力を均等にしてから、原因にアプローチします。
当院の顎関節治療はオペではなく、スプリントというマウスピースを用います。患者さまのお口に合わせてスプリントを作り、顎の筋肉と顎関節の位置を直してから、かぶせ物や義歯の調整、歯列矯正で顎に偏った力が働く原因を治療していきます。心電図のように筋肉の動きを測定できる筋電図も備えているので、顎がどのように動いているかデータを得た上で治療に臨みます。
顎関節症の原因は、食いしばりや身体のバランスの乱れなどがあります。症状が進むとめまいや耳鳴り、頭痛だけではなく、口がうまく開かなくなることも。再発を防ぐためにも、患者さまの普段の姿勢や食生活なども考慮して、顎への負担の軽減に努めます。