矯正,高校生

治したいけど踏み出せない?高校生の矯正には多くの利点があります

高校生から矯正を始める人の割合は、小学生や中学生、大学生、23歳以上と比べると、もっとも低いものとなっています。若い人ほど、歯を動かしやすく矯正期間も短くできるのに、どうして高校生だけ少ないのでしょう?それは、多感な高校生特有のものかもしれません。目立つのを嫌がることや、痛みへの不安などが、人一倍強い時期にあるのかもしれません。この記事ではまず、高校生から矯正を始めるメリットについてご紹介し、主な矯正法や、目立たない矯正法などについて詳しくお伝えいたします。

高校生から矯正を始めるメリットは?

高校生のお子さんから、矯正をしたいと言われたら、お母さんはどう受け止めますか?装置が目立ってしまわないか、治療がストレスになってしまわないか、さまざまな不安がよぎるはずです。しかし、高校生から始める矯正には、さまざまなメリットがあることを是非、知っておきましょう。

抜歯のリスクが少ない

大人の矯正の場合、顎を拡大する矯正ができないので、顎が小さく歯を移動するスペースがない場合には、抜歯が必要となるケースも多いものです。高校生も顎の成長はほぼ固まっていますが、大人と比べると骨の代謝が良く、歯の移動がしやすいので、抜歯をするリスクが少なくなります。

治療期間が短い

大人よりも歯の移動がしやすいということは、すなわち治療期間の短縮にもつながります。大人になってから、何年もかけるより、若いうちに矯正した方が治療のストレスが少なくなります。

歯列がさらに悪化することを防げる

歯並びが悪い状態をそのままにしておくと、将来的には、さらに歯並びが悪化する可能性が高くなります。また、噛合せが悪く、噛む力が偏ると、慢性的な頭痛や肩こりの一因にもなりますし、顎自体にも歪みが生じ、顔の歪みにもつながります。

虫歯や歯周病のリスクが減る

歯並びの良い歯は、食べ物が詰まりにくく、唾液がよく行き届きます。噛み合わせた時の自浄作用もあり、虫歯になりにくい口内環境になります。もちろん、ブラッシングが行き届きにくい箇所がなくなり、効果的なセルフケアができるので、虫歯や歯周病のリスクが軽減されます。

痛みや装置に慣れるのが早い

矯正を始める年齢が遅いほど、矯正装置の違和感になかなか慣れにくい場合もあります。特に、食事をする時や話をする時に、ストレスを感じるものです。また、歯に力が加わる時の歯が浮くような痛みに慣れない方もいます。しかし、若い人ほど、矯正装置のこうした違和感にも、すぐ慣れてしまうものです。

歯のコンプレックスが解消

多感な若い時に、歯のコンプレックスを抱えて悩み続けている高校生も多いはずです。しかし一旦、治療に踏み切ってしまえば、希望も生まれ、コンプレックスがすぐに解消し、明るい高校生活を過ごせるはずです。

歯を大切にする意識の向上

若い人の方が、矯正に対するモチベーションも高いものです。理想の歯並びを目指して、しっかりと歯医者さんの言うことを聞き、定期的に歯医者さんに通うことは、生来、歯をずっと大切にしていく意識にもつながっていきます。

後戻りが少ない

近年、中高年の矯正も珍しくありませんが、大きなリスクとなるのが後戻り(矯正後に元の歯並びに戻ってしまうこと)が大きいことです。その点、若い人ほど、矯正後の後戻りが少なく、治療後の歯並びを保つことができます。

高校生の矯正で使われる主な装置

乳歯のある時期は、顎の成長を促す矯正が主体で、大人の矯正法とは異なりますが、顎の成長が固まってきた高校生の矯正では、ほぼ大人の矯正と変わらない装置になります。主な矯正法はブラケット矯正とマウスピース矯正です。

ブラケット矯正

ブラケット矯正とは、ブラケットと呼ばれる小さな器具を歯の表面に固定して、そこに付けたワイヤーの弾力性を利用して、歯を移動させる方法です。ブラケットを歯の表側につける表側矯正や、歯の裏側につける裏側矯正、部分的に歯並びを改善する部分矯正があります。

マウスピース矯正

マウスピース矯正は、今の歯並びから治療後の歯並びまでを、コンピュータでシミュレーションして、少しずつ形の違うマウスピースを作成し、定期的に付け替えていくことで、理想的な歯並びへと導くものです。

多感な高校生でも大丈夫!目立たない矯正法

矯正と聞くと、見た目がおどろおどろしい金属の装置を付けなければならない、そんなイメージを持つお母さんも多いことでしょう。しかし、昨今では目立たない矯正のニーズが高く、見た目を気にせず治療できる装置も数多くあります。

審美ブラケット

審美ブラケットとは、白いセラミックや透明のブラケット、白いワイヤーなどを使うことで、装置を目立たなくできる表側のブラケットです。これまでは、歯の矯正と言うとギラギラした金属の装置というイメージがありましたが、白や透明の素材にするだけで、とても明るい印象になるものです。

裏側矯正

歯の裏側にブラケットとワイヤーを装着するのが裏側矯正です。表側矯正よりも費用が割高になり、矯正期間も比較的長くなります。しかし、矯正していることを告げなければ、家族でも気づかないほど、ほとんど目立たないというメリットがあります。昨今、扱っている歯医者さんも多くなってきています。

マウスピース矯正

マウスピースというと、ボクシングやフットボールでつける、ぶ厚いものを想像するお母さんもいるでしょう。しかし、矯正で使われるマウスピースは、厚さ0.2ミリ程度と薄く、もちろん透明なので、付けていても非常に目立ちにくいものとなっています。

本当は今すぐ治したい!?高校生の矯正の実態

歯並びは悪いけど、本人はあんまり気にしてないみたいだから大丈夫、と考えているお母さんもいるでしょう。しかし、直したいという思いを打ち明けていないだけかもしれません・・・。

高校生から矯正を始める割合

実際のところ、高校生で矯正の治療を開始する人は、全体のわずか6%程度です。もっとも割合が高いのは小学生の47.4%で、その次が23歳以上の大人になります。しかし、わずか6%だから、今はやらなくていいという話にはなりません。前述した通り、若いほどメリットが多いことは確かなのです。

今さら感を感じている?

矯正を始める割合を見ると、小中学生を合わせれば、58.1%にも及びます。つまり、小中学生時代は、矯正をしている友達が結構いたけど、高校生では、矯正をしている友達をほとんど見かけないことになります。自分にはもう遅く、高校生からの矯正に、今さら感を抱いている可能性もあるのです。

治したいけど不安も大きい

今さら感があるといっても、治せるなら治したいと考えているはずです。それでも、親御さんに打ち明けたりしないのは、矯正治療自体に不安があるからかもしれません。装置の見た目や痛みなどに不安もあり、気にしているけど口に出せない可能性もあるのです。

矯正,高校生

まとめ

高校生から矯正を始める割合は少ないのですが、歯並びを治したいけど、今さら感もあるし、治療の不安もあってなかなか言い出せないという高校生の方も、きっと多いはずです。この記事を読めば、決して今さら感などなく、大人になってからよりも、高校生で始めた方がずっとメリットが大きいと分かったはずです。若い方が痛みにもすぐに慣れやすく、目立たない矯正法もいろいろありますす。お子さんが悩んでいるようなら、是非、背中を押してあげましょう。

監修医 本部悠一郎先生

東葉デンタルオフィス

住所
千葉県船橋市本町7丁目23番地12号 東海神駅前ビル1F
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