歯牙移植という治療方法があります。この治療は抜歯をした親知らずを使って、他の歯へ抜いた親知らずを代わりに埋め込むという方法です。親知らずを抜くタイミングで、埋め込みをしたいところの歯を抜き、そこへ移植します。
この治療方法をすることで、患者さまご自身の歯を残すことができる上、ご自分の歯を移植するため身体への負担も少なく済みます。歯と歯茎の接着もスムーズにいきますので、インプラントやブリッジなどの人工物を入れなくてもいいです。ですから、親知らずを抜いた時にわざと残しておき、将来歯がなくなってしまった場合にその歯を利用し埋め込むこともあります。
歯には歯の根元と歯を支えている骨との間にある薄い膜があり、これを歯根膜といいます。歯牙移植はその歯根膜ごと移植をするのでクッション性が保て、移植をしていない普通の歯と同じように噛むことがきます。そのため、歯や顎(あご)への負担が少なくて済みます。
インプラントですと歯根膜がなく、骨に直接義歯を打ち込むので、歯牙移植と比較をすると、クッション性などは劣ります。
親知らずは基本的に抜いても良い歯で、抜いたとしても通常の生活には差し支えありません。親知らずを歯が抜けた場所に埋め込む歯牙移植を行うことで、少しでもご自身の歯を無駄にせず、大切に残していただきたいと考えております。
ただ、患者さまのお口の環境、歯の周辺組織の問題で数ヶ月後に取れてしまう場合もございます。そのような状態になったとしても、最後までなるべく患者さまご自身の歯を残すよう心がけております。歯牙移植という親知らずを移植する場合は保険診療内で治療行うこともできますので、インプラント治療などの自由診療などより費用のご負担を軽くすることもできます。気になる方はぜひご相談ください。
あかねさんの口コミ (東京都/30代/女性)
2017年8月 投稿
この口コミは投稿から2年以上が経過しています。
まおぎょさんの口コミ (東京都/30代/女性)
2017年7月 投稿
この口コミは投稿から2年以上が経過しています。
ネット予約・空き状況確認 |
||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2024年4月
2024年5月
:受付中 問:お問い合わせ -:受付不可 |