治療内容｜浜中歯科クリニック

歯周病は、自覚症状がほとんどなく進行する恐ろしい病気です。
予防するためには、普段の歯磨きのみではなく歯科医院での定期的なメンテナンスが大切になってきます。当院は、悪くなってから通うのではなく、何も問題のないころから通っていただき、歯石除去や歯のクリーニング、現在の歯磨き方法を確認し、必要に応じて指導を行うなどの「予防歯科」に力を入れて取り組んでいます。

歯科医師と歯科衛生士の立場から、特に使っていただくようにお願いしているのが歯間ブラシです。歯ブラシではどうしても取りきれない歯と歯の隙間の清掃ができ歯周病の予防にも適しています。歯間ブラシが入りにくい狭い隙間にはフロスを、歯の表面など大きな面積の清掃には歯ブラシと、それぞれ使い分けながら、丁寧に磨くことが大切です。

また、大人の患者さまで希望される方が多いのは、フッ素(自由診療)です。歯に浸透させることで歯質が強くなり、虫歯を予防することができます。

入れ歯は、インプラントと並び、食べる喜びを味わっていただくためのものです。入れ歯の利点は、手入れや管理の容易さにあります。手術が不要であり、修理や調節も取り外して行うことができます。その一方で、「噛み合わせ」と「型」を合わせることが容易ではないとされます。

しかし、入れ歯もどんどん進化し、見た目そして機能的にも充実してきております。また歯の根っこにマグネットを取り付けて固定するものや、金具が歯ぐきと同じピンク色になり、見た目が自然なものもあります。

ただ、この入れ歯は保険が適用されませんし、1回の食事ごとに洗浄しなければなりません。また、軟性樹脂でできており、普通の入れ歯より弾力があるため、適さない方もいます。しかし、健康な歯を削る必要もなく、装着時の違和感も少なく、割れにくいといった優れた特徴がたくさんあるので、ご利用できる場合には大変おすすめです。

将来入れ歯にする・しないは別として、ご自分の歯をできる限り長く残すためにも、30歳を過ぎましたら、歯垢、歯肉、歯周病のチェックが重要だと考えています。歯が最終的に抜けてしまう主要因は、歯周病といわれていますが、しっかりとケアをしていただければお年を召された方でもご自分の歯で噛み、食べていただくことができるのです。

しかし歯周病の初期状態はほとんど自覚症状がありません。そこで、ご自分の歯で食べ続けるために、お越しいただいた患者さまの歯垢や歯石を取り、歯周病の検査をさせていただいています。歯周病の初期なら、きれいにお掃除するだけで状況は改善します。

もし歯磨きをすると出血する、朝起きると口の中がネバネバする、指で押すと歯が動く、歯ぐきが腫れ、ふちが赤いという症状が出ていましたら、それは歯周病です。すぐにいらしていただきたいと思っております。

当院では、レーザー治療（※）も使用します。レーザーには半導体やヘリウムネオン、炭酸ガスなど、さまざまな種類があります。あらゆる症状に用いられますが、一般には、止血、出血の軽減、消炎、根管治療、歯の切削、傷口の洗浄、顎関節症の痛みの軽減などに用います。

当院では、特にご自身の歯を残す土台となる根管の治療と歯周病治療での使用を重視しております。根管治療とは、虫歯などで細菌に感染した歯の神経の処置です。きれいに取り除いた後、薬を充填します。神経が取り除かれ、炎症が治まったあと、金属の土台を立て、クラウンを被せます。このとき細菌を取り残したままにすると、あとが大変です。折角詰め物や被せ物をしてもその下で増殖し、結局全部やり直しになってしまいます。場合によっては歯を抜かなければならなくなるため、定期的な歯のクリーニングとチェックが大切です。その治療の際にレーザー治療は有用だと考えています。

※は自由診療。

「ホワイトニングは若い方が受ける施術」と考えている方もいらっしゃるかと思いますが、決してそんなことはありません。

歯が白くなると、口元やお顔の印象も明るく見えるのではないでしょうか。
例えば、口紅の色が明るくなったり、若々しく見られたりするかもしれません。また、就職活動中の方や営業職の方は、白い歯で清潔感が増し、好印象を与えることができると思います。

ホワイトニング後は、白くなった歯を維持するために、口元に対する意識が高まる方も少なくありません。歯磨きなどの日々のお手入れにも力を入れ、定期検診にきちんと通うようになれば、お口のトラブルを予防することにもつながるでしょう。

当院は、歯へのダメージを抑えたホワイトニングに力を入れて取り組んでいます。
ホワイトニングにはさまざまなメリットがありますので、年齢や性別を問わず、多くの方にホワイトニングを受けていただければ幸いです。