科学的な根拠に基づいた素材の選択や治療方法の選定を行います
インプラント治療を行うにあたって、歯科医師自身の経験や知識に基づいた治療方法を選択するという考え方もあります。しかし当院は、自身の経験と知識だけで、患者さまのお口に合った治療を選択できるとは考えていません。
当院は、「EBM(Evidence Based Medicine)」と呼ばれる考え方を基礎とした治療を行います。EBMとは、さまざまな研究や論文を参考に導き出された結論に基づき、治療法や材料を選択していく治療のことです。実際に治療を行う歯科医師の知識や経験に加え、日々更新が続けられている論文や研究結果も参考とすることで、より患者さまのお口に合った治療を目指します。
また、お口の状態は患者さまごとに異なります。虫歯や歯周病になりやすい方もいれば、歯ぎしりや噛み合わせの乱れといった問題を抱えている方もいます。それらの問題を検査の段階で洗い出し、あらかじめ治療することで、埋入したインプラントを長持ちさせられるよう努めています。
INDEX
顎の骨が足りない方でも、骨造成処置を行うことで、インプラント治療が可能となる場合があります。
例えば、骨量が不足している箇所を骨補填材によって補うGBR法(※)などがあります。また、上顎洞という空洞の内部に骨を転入することで、インプラントを安定させられるよう厚みを出す「サイナスリフト法(※)」にも対応しています。
さらに、治療の際にはサージカルガイドという、インプラントを埋入する位置や深さをナビゲートするための装置を取り入れています。サージカルガイドの使用には、歯科用CTというデジタル設備が欠かせません。このようにデジタル設備を使用した治療のことを「フルデジタルインプラント」と呼びます。
※自由診療です。料金は料金表を確認してください。
インプラントとかぶせ物を接合するネジや、インプラントの角度を補正するためのパーツの太さや長さ、形状には細かな違いがあります。それぞれの部品を使い分ける知識がなければ、インプラントがきちんとフィットせず、ゆがんだ状態になる可能性が考えられます。そして、ゆがんだ状態で入ったインプラントを使い続けると、負担がかかり、破損してしまう恐れもあります。
より長持ちするインプラント治療を行うためには、インプラントに関する幅広い知識が求められます。そこで当院は、インプラント専用のデジタル歯科技工所を併設し、専任の歯科技工士を常駐させて対応しております。
インプラント治療の過程では、抜歯をしてから仮歯を入れられるようになるまでに期間が発生するため、仮の入れ歯を作製するケースもあります。しかし患者さまの中には、一時的なものでも入れ歯は使いたくない、という方もいらっしゃると思います。
そういった方のために考案された治療が、1DAYインプラントです。この方法では、インプラント手術から仮歯の作製、装着までの工程を1日で終わらせることが可能です。
1DAYインプラントを行う場合は、事前にインプラントの埋入位置やかぶせ物の形状をコンピューター上で設計しておく必要があります。骨の癒着を待たず、埋入したインプラント材に仮歯を装着することで、入れ歯を使う期間をなくすことができます。
カウンセリング・検査
インプラント治療についてのご説明を行います。疑問に思うことなどがあれば何でもご質問ください。その後、レントゲンや歯科用CTを使って、お口の状態を細かく検査します。
治療計画の立案
検査結果を基に治療計画を作成します。処置の流れ、かかる費用や通院期間をご説明し、患者さまの同意を得たうえでインプラント治療を開始します。
一次手術
歯茎を開いて顎の骨に穴をあけ、インプラント体を埋め込みます。手術時間は埋め込む本数や抜歯の有無によって変わります。手術の際にはサージカルガイドを使用します。
二次手術
歯茎を再度開き、骨とインプラント体が結合していることを確認します。問題がなければ、アバットメントと呼ばれる、インプラント体と上部構造をつなぐパーツを装着します。
型取り・上部構造の装着
歯の型取りを行い、上部構造である人工歯を作製します。作製した人工歯をインプラント体に装着したら完成です。
メンテナンス
ケアの不足により口内に汚れが溜まると、歯周病に似た症状を引き起こす「インプラント周囲炎」を発症しかねません。極力長くインプラントを使い続けていただくため、治療後は定期的に歯科検診へお越しください。検診ではお口の健康状態を確認し、歯のクリーニングを行います。
投稿者さんの口コミ (50代)
2022年10月 投稿
よかった点 | |
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施設 | 駐車場 |
対応 | 人柄・気づかい 電話・受付対応 |
治療 | 説明 丁寧さ 痛みへの配慮 治療後の経過 |
防菌 | 飛沫対策 |
ネット予約・空き状況確認 |
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