当院ではいきなり治療をせず、最初に歯磨きなど簡単なことからお教えして、歯科医院に対しての抵抗を少しずつなくすように心がけています。少し慣れてから行う治療でも、タービンと呼ばれるドリル型の治療器具ではなく、タービンよりも痛みが少ないレーザー照射を使用して殺菌や削る治療を行っています。
麻酔も丸みを帯びた一見注射器に見えない電動麻酔を使用することで、見た目で恐怖心を和らげます。さらに、電動麻酔は薬をコンピューター制御でゆっくり一定の量を入れることで、薬による圧力で痛みも抑えられるメリットがあります。
このように、歯医者は怖い場所という意識を緩和させるような治療を心がけています。
当院では虫歯に対する意識をさらに高めていただくために、親御さまへのブラッシング指導を重点的に行っています。歯が生えたての時期や、生え替わりが始まる時期に、特に親御さまの仕上げ磨きをしっかり行っていただくようお伝えしています。仕上げ磨きがしっかりできると、虫歯になりにくい環境を維持することができます。
虫歯になるリスクは、生活環境や食生活によって大きく異なります。当院ではそのリスクやお子さまの環境を考慮して、予防のためにご来院いただく頻度を調整してお伝えしています。
当院では小児歯科の一貫として、将来生まれてくるお子さまに向けて、妊娠中の歯科治療に力を入れています。
妊娠中から小児歯科を意識した治療を行うことは、出産後にお子さまに対する虫歯などの感染を予防することはもちろんですが、お腹の中にいるお子さまの成長に影響が出る可能性を防ぐことにもつながります。
妊娠中は、つわりなどでお口の状態が通常よりも衛生面で低下します。また、大量に分泌される女性ホルモンには歯肉炎の細菌を増殖させる作用があります。つわりによって歯磨きがしにくくなることもあり、妊娠すると歯周病になりやすくなると言われています。そこで当院では、お口を原因にしたお子さまへの悪影響をなくすため、安定期に入る4カ月か8カ月の頃に歯科診療を受けることをおすすめしています。
お口の環境を整えることは、お腹の中にいるお子さまの健康を保つことにもつながります。また、生まれてきたお子さまに虫歯や歯周病の菌を移すリスクも減らすことができるのです。
bl02さんの口コミ (佐賀県/30代/女性)
2017年9月 投稿
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