矯正歯科まとめ | 矯正治療の相談ページ　歯医者さんがアドバイス！

この記事の目次

矯正治療を始めようと思った時の歯医者さんの選び方

金属アレルギーがある場合の注意点

あえて矯正治療をしない方がよい場合はありますか？

治療を始めた後、食生活などの注意点は？

【小児矯正の注意点・アドバイス】

矯正治療をした方がいいのはどんな時ですか？何歳頃に始めるのが良いですか？治療中に保護者が気をつけた方が良いことはありますか？

【大人の矯正治療の注意点・アドバイス】

どうしても歯は抜かなきゃダメ？逆に抜かなくていい場合とはどんな時ですか？痛みなど子供の矯正治療と違うことは何ですか？年齢によって出来ない治療などあるのでしょうか？

【歯科医師の視点で患者さんが自分から話してくれるとうれしい情報】

編集部のひとこと

【各治療方法のメリット/デメリット・費用など確認したい方はこちら】

矯正治療を始めようと思った時の歯医者さんの選び方

まずは歯医者さんに相談してみましょう。矯正治療を行っていないかかりつけの歯医者さんでもかまいません。
矯正治療を行っている歯医者さんであれば自分に合った矯正治療方法とその「治療期間」「治療の費用」などを聞いてみてください。その時、一緒にその先生の「症例写真」を見せてもらい判断してみるのも参考になります。その他にも説明のしかたや先生の印象、診療室が清潔かどうか等も判断材料になりますので、しっかりと話をして自分に合っているのかどうかも確認することが大切です。
最近では、無料相談を実施している歯医者さんも多くあります。矯正は治療期間が長くなりますので、気軽に何度か相談してみて、納得のいく歯医者さんを選ぶと良いでしょう。

金属アレルギーがある場合の注意点

金属アレルギーのある場合はアレルギー科のあるお医者さんに行き、どの金属でアレルギーが出るのかを調べてもらいましょう。
アレルギーの出ない金属を使った矯正治療もありますので、アレルギー検査の結果を持って矯正歯科を受診してください。

あえて矯正治療をしない方がよい場合はありますか？

一口に矯正治療といっても治療法は様々です。治療途中で転院することが難しいので、移動の多い方は注意が必要です。
治療法によっては顎の関節に負担がかかることがありますので、顎関節症の方は矯正治療をしない方が良い場合もあります。

治療を始めた後、食生活などの注意点は？

矯正治療を始めると歯の位置が変わるのでうまく咬み合わなくなってきます。頬や舌を噛んでしまうこともあるので、食事はゆっくり時間をかけて摂りましょう。
食事の後も矯正装置に食べかす等が残っていると虫歯の原因となりますので、丁寧な歯磨きを心がけてください。

【小児矯正の注意点・アドバイス】

矯正治療をした方がいいのはどんな時ですか？

歯も遺伝の影響がかなり大きいので、ご両親の歯並びが悪い場合は早めに矯正治療を考えていただくと良いかと思います。
その他にも乳歯が外傷や虫歯等でダメになってしまった場合、永久歯の生えるスペースを考慮する必要がありますので矯正治療を行った方が良いでしょう。

何歳頃に始めるのが良いですか？

矯正治療の開始については、乳歯から永久歯に生えかわる時期に矯正歯科で相談するといいでしょう。

治療中に保護者が気をつけた方が良いことはありますか？

治療中は矯正装置が口の中に入っていますので、転んだりぶつけたりして口の中を怪我しないように注意してください。
それと本人が気づかないうちに装置が外れてしまっていることもありますので、時々口の中をチェックしてあげてください。

【大人の矯正治療の注意点・アドバイス】

どうしても歯は抜かなきゃダメ？逆に抜かなくていい場合とはどんな時ですか？

歯を抜くかどうかは、歯の大きさと顎の大きさの関係によるところが大きいです。顎の大きさに比べて歯が大きいと並びきれないので抜歯となります。歯が捻じれたり傾いたりして歯並びが悪くなっている場合は抜歯しなくても治療できる場合もあります。歯が大きいにも関わらず、歯の数を減らさず無理に並べようとすると、歯を外側に傾斜させて治療することになり、口元が出っ張ってしまうことがあるため、治療後の顔立ちも含めて先生と相談してみてください。