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今回こちらの記事ではそれぞれの矯正歯科の治療方針、費用などの特徴やメリットをご紹介しながら選び方のポイントを詳しく解説していきます。また、より矯正歯科選びが重要となる子供の歯列矯正についても正しい選び方を分かりやすくご紹介していきます。現在歯列矯正を受けようと思っている人や、子供の矯正を考えている人は参考にしてください。

この記事の目次

よい矯正歯科を選ぶための3つのポイントとは?

矯正歯科は数多くありどこで治療を受ければ良いのか悩みがちですよね。矯正は失敗できない分、歯医者さん選びはどうしても慎重になってしまいます。そこで腕の良い矯正歯科に共通する3つのポイントを以下ご紹介していきますので選ぶ時の参考にしてみてください。

日本矯正歯科学会の認定医がいる

日本国内において矯正治療で日本矯正歯科学会から認定を受けている歯医者さんを選ぶことをおすすめします。この認定を受けるためには歯科医師免許はもちろん、大学病院などで5年間の矯正についての専門的な研修をみっちり行い厳しい試験に合格する必要があります。

この認定医の資格がある歯医者さんは日本にいる歯科医師約10万人の3%である3000人ほどしかいないので、矯正のスペシャリストと言えます。

自分の住んでいる地域に認定医がいるかは日本矯正歯科学会のHPから確認することができます。
参考:日本矯正歯科学会 認定医・専門医名簿一覧 | 日本矯正歯科学会

矯正歯科 選び方

充実した設備や機器、専門知識があるスタッフが揃っている

不安やストレスなどが少なく矯正を受けるには担当医だけでなく設備やスタッフのレベルが高いことも重要です。

失敗が許されない矯正治療だからこそ常に設備を充実させ、しっかりと教育されたスタッフがサポートしてくれる常により良い治療を目指している歯医者さんを選びましょう。

矯正歯科 選び方

治療方針、費用、期間などメリット、デメリットもしっかりと説明してくれる

矯正治療は患者さんと歯医者さんが二人三脚で行っていく治療です。他の歯科治療と比べ費用も高く、長期間の治療になるため何でも相談できる関係が作れることが特に重要になってきます。

治療方針を一方的に押し付けるところではなく、しっかりとカウンセリングしながら一人一人の患者さんの立場に立って提案をしてくれる歯医者さんを選びましょう。

矯正歯科 選び方

それぞれの矯正歯科の特徴や選ぶメリットとは?

矯正治療を受けることができる矯正歯科は大学病院の矯正科、一般の歯医者さんに併設されている矯正歯科、矯正専門の歯医者さんなど様々あります。それぞれ特徴があり、メリットも異なってきますので以下詳しく解説していきます。

大学病院の矯正歯科

◎特徴

大学病院の矯正科で矯正治療を受けることができます。充実した治療機器や技術を使った矯正をしているイメージですが、基本的に大学病院は研修医の教育機関という側面があり実際の矯正治療は教授の指導の下、研修医が行うことがほとんどです。

また受付窓口も他の科と同じなので診察の待ち時間が長く、診察時間も夕方までのところが多いので予約が取りづらいという特徴があります。

◎メリット

口蓋裂や顎変形症など歯や顎関節などに問題があり通常の歯列矯正を受けることができない患者さんでも大学病院では他の科からのサポートが得られるので難しい矯正でも対応することができます。

また、実際に治療にあたる研修医も多くいるので治療方針が合わない場合、担当医を替えやすいこともメリットです。

 

一般の歯医者さんに併設されている矯正歯科

◎特徴

虫歯治療がメインの一般的な歯科医院でも矯正歯科の科目を設けている歯医者さんでは矯正治療を受けることができます。この場合2つのケースが考えられ、1つは虫歯治療と同じくそこの歯医者さんが矯正治療も行う場合と、月に数回矯正専門の歯医者さんを外部から招く場合です。

矯正の専門医に比べ、経験や技術の少ない歯医者さんが経済的な観点から矯正歯科を設けている場合もあるので症例数を確認することが重要です。また外部から専門医を招いている場合、診察日が決まった日しか選べないことにも注意が必要です。

◎メリット

同じ歯医者さんで虫歯治療から引き継いでスムーズに矯正治療も受けることができます。家の近くで探せば通いやすく、予約も取りやすい事はメリットと言えます。

 

矯正歯科専門の歯医者さん

◎特徴

矯正歯科専門でやっている歯医者さんもあります。基本的に大学病院で5年間、矯正治療の研修を受け終え認定医となった歯医者さんが開業しています。

虫歯治療や抜歯などの一般的な治療に対応していない所も多く、それらの治療が必要となった場合は別の歯医者さんで治療を受けなければならないケースもあります。

◎メリット

矯正専門のスペシャリストなので歯医者さんやスタッフの知識、経験、技術すべてが高い矯正治療を受けることができます。また、担当医も常駐しているので診察の予約も取りやすく、矯正具の破損などの様々なアクシデントにも対応してもらえます。

よい小児矯正を選ぶための3つのポイントとは?

子供の歯列矯正は成人と比べ矯正も長期間になりやすく、成長に伴い骨格も変化していくので微調整を加えながら治療することが多くなります。子供の矯正の選び方のポイントがいくつかありますのでご紹介していきます。

子供の歯列矯正の症例数が豊富

矯正治療であっても歯医者さんによって経験の多さや得意とする分野は異なります。大人の矯正治療は得意でも子供の矯正は経験が少ないというケースもあるので子供の歯列矯正の症例数が多い歯医者さんを選ぶようにしましょう。

また小児歯科と矯正歯科を併設している歯医者さんでも子供の矯正が得意とは限りませんので細かなところまで問い合わせてみることが重要です。

矯正歯科 選び方

家から近い場所にある

子供の矯正治療の場合、なるべく家から近く通いやすい場所にある矯正歯科を選ぶことがおすすめです。矯正が始まると1か月~数か月に1度は診察に行く必要がある長期間の治療になるので、学校やクラブ活動などで忙しくなることを考慮すると家から近い方が通院の負担は少ないです。また矯正具の破損など急なアクシデントにも対応しやすいです。

矯正歯科 選び方

生活環境に沿った矯正を提案してくれる

矯正は長期間の治療となるので大人の矯正治療以上に子供の矯正治療は担当医との相性が重要になってきます。矯正の治療方針を押し付けてきたりせず、打ち解けやすく子供が怖がらずに診察や治療を受けられる担当医を選びましょう。

また成長に伴い骨格が成長するにつれ痛みが出て微調整が必要となることも多いのでしっかり対処してくれることはもちろん、小さな子供にとって矯正具を付け続けることは見た目の問題もあり、かなりのストレスになります。なので精神的なケアもしっかり行う、子供一人一人に向き合ってくれる歯医者さんを選ぶことが重要です。

矯正歯科 選び方

まとめ

最後まで読んでいただきありがとうございます。今回の記事はいかがでしたでしょうか?

それぞれの矯正歯科には異なった特徴やメリットがあるので、自分に合った矯正歯科を選ぶことで納得のいく矯正治療を受けることができます。歯並びの悪さや噛み合わせのズレは見た目だけの問題でなく虫歯の原因となったり、全身の不調にも繋がる恐れがあります。自分に合った矯正歯科を選び、正しい治療を受け美しく健康な歯並びに矯正しましょう。

 

 

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2022-08-16T13:59:03+00:00