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※ 掲載する平均費用はあくまでユーザー様のご参考のために提示したものであり、施術内容、症状等により、施術費用は変動することが考えられます。必ず各院の治療方針をお確かめの上、ご自身の症例にあった歯医者さんをお選びください。

この記事の目次

歯並びは自力で治せません

歯並びを自力で治すことは不可能です。なかには、自分で毎日押していたら、出っ歯が治ったという人もいるようですが、それはかなりまれなケースといえるでしょう。知識のない人が毎日押したりすると、かえって歯に負担をかけてしまう恐れがあります。

歯並び.自力

治療すべき歯並びと歯並びの悪さによるデメリット

そもそも、「歯並びが悪い」とは、どういう状態のことをいうのでしょうか?また、悪い歯並びを放っておくと、どのようなデメリットがあるのでしょうか?治したほうがいい歯並びについて、知っておきましょう。

治したほうがいい歯並び

・上顎前突(じょうがくぜんとつ)…上の前歯が下の前歯よりも出ている、俗に言う出っ歯のこと ・過蓋咬合(かがいこうごう)…上の歯が全体的に下の歯に覆いかぶさった状態 ・下顎前突(かがくぜんとつ)…下の前歯が上の前歯よりも出ている、受け口のこと ・上下顎前突(じょうげがくぜんとつ)…上下の歯がともに前に出ている状態 ・叢生(そうせい)…凹凸になってしまった歯並びで、八重歯、乱ぐい歯とも呼ばれる ・交叉咬合(こうさこうごう)…上の奥歯が下の奥歯よりも内側にずれている状態 ・空隙歯列(くうげきしれつ)…歯と歯の間に隙間がある状態、いわゆるすきっ歯

以上の7つが、歯並びが悪いといわれるよくあるタイプのものですが、程度によっては治療しなくてもよい人もいます。自分がどのタイプかも、いまいちピンとしない方もまずは歯医者さんで口腔内をチェックしてもらうことをおすすめします。

歯並びが悪いと病気や虫歯になりやすい?

歯並びが悪いと、「笑顔に自信が持てない」という人がいるように、ルックスや心の問題と思われがちですが、身体にも大いに関係してきます。たとえば、食べカスがはさまりやすい部分や、歯みがきしにくい部分が多くなるので、むし歯や歯周病になるリスクが高まります。そのため、歯並びが悪いと口臭も発生しやすくなるといえるでしょう。
噛み合わせが悪いと、口があけにくくなるあご関節症を発症する恐れもあります。さらに、噛み合わせの悪さから肩こりや頭痛、視力の低下が起こると指摘する歯医者さんもいます。

歯並びを悪くしない生活習慣

自力で歯並びを治せなくても、生活習慣を改善することで、これ以上悪化するのを防ぐことはできます。歯並びを悪くする生活習慣について、知っておいたほうがいいでしょう。また、医学的な根拠はありませんが、歯並びが改善するといわれるトレーニングもあるので、いくつか紹介します。

歯並びが悪くなる生活習慣

歯並びを悪化させる習慣の中でも多いのが、頬杖をついたり、片方のあごでものを噛んだりすることです。左右どちらかに傾くためあごの歪みが生じ、歯並びが悪化してしまいます。舌を動かすときの癖も、歯並びに影響しています。舌を歯に押し付けている状態だと、歯に圧力をかけている状態になり、歯間に隙間ができたり、出っ歯になったりするのです。また、口呼吸する人や下唇を噛む癖がある人も、出っ歯になるといわれているので注意が必要です。

子供のときに気をつけること

子供のときに気をつけるべきこともあります。あごが成長しきれていない子供は、大人よりも生活習慣が歯並びに及ぼす影響が大きいのです。うつ伏せや横を向いて寝る習慣があると、あごが歪んでしまう可能性があるので、必ずあお向けで寝るように習慣づけましょう。また、やわらかい食べ物ばかり食べていると、あごが発達せず、小さいままのあごに大きな歯が生えるので、歯並びが悪くなることもあります。指をしゃぶる癖も、歯並びを悪化させるといわれているので、歯が生え始める前に辞めさせるのがベストです。

できるだけ安く歯並びを治療したい

自力で歯並びを治すのが難しいなら、歯医者さんになんとかしてもらうしかありませんね。しかし、できるだけ費用は安く済ませたいもも費用は高額になりがち…下記では比較的に安価で済む、歯医者さんで行う歯並び改善治療をご紹介します!

比較的安価な部分矯正

全体を矯正するのではなく、気になる前歯だけを治療する部分矯正なら、比較的安価に短期間で治療を済ませることができます。しかし、歯並びの状況次第では、全体矯正が必要と診断される場合もあります。

部分矯正の種類

・ノーマルの矯正方法「ワイヤー矯正」 ・装置の色が目立たない「セラミック矯正」 ・裏側を固定し矯正する「舌側矯正(裏側矯正)」 ・痛みの配慮のある「マウスピース矯正」 ・矯正期間を短縮「インプラント矯正」部分矯正の方法には、全体矯正で使われるブラケットと呼ばれる器具を使ったワイヤー矯正、マウスピースを用いたマウスピース矯正法もあります。ワイヤーを使用しないためワイヤーの圧による痛みを感じないメリットがあります。

歯の裏側に器具を取り付けて、矯正していることがわかりにくいようにした舌側矯正、歯を支えている歯槽骨に、矯正用インプラントを埋め込んでワイヤーを固定させるインプラント矯正もあります。これは、奥歯の部分矯正によく採用されています。部分矯正にも種類があるので、自分の歯並びの状況や予算に合ったものがどれか、歯医者さんに相談してみるといいでしょう。

歯並び,メリット,デメリット

 

まとめ

歯並びが気になる人は、自分でいじったりせずに、歯並びを悪化させる生活習慣を改善することからはじめましょう。また、歯医者さんで自分の歯並びの現状を把握することも大事です。部分矯正で治療できるかどうか、どんな治療方法があっているか、詳しく聞いてみることをおすすめします。

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2022-08-16T15:14:15+00:00