矯正歯科まとめ | すきっ歯はこうして治すことができる！

そこで、ここでは色々あるすきっ歯の治療法について、詳しくご紹介していきます。

※ 掲載する平均費用はあくまでユーザー様のご参考のために提示したものであり、施術内容、症状等により、施術費用は変動することが考えられます。必ず各院の治療方針をお確かめの上、ご自身の症例にあった歯医者さんをお選びください。

この記事の目次

歯並び全体を良くして根本からすきっ歯を治す！

まず、すきっ歯を完全に治療する方法からです。これには歯並び全体を矯正する他ありません。というのも、歯というのはそれぞれ単独で存在しているわけではなく、隣り合った同士、あるいは向かい合った同士の関係性の上に存在しています。ですから、一つの歯が動いてしまったり、いなくなってしまうと、その他の歯全体に影響が及んでしまうのです。

つまり、すきっ歯を治すためには、全ての歯を適切な位置に動かさなくてはならないと言えます。もちろん、患者さんのお口の中の状態によっては、数本だけ動かせば良いこともあります。ともあれ、歯を動かすという行為はとても時間のかかるものです。なおかつ、お金もかかります。しかしながら、本当にすきっ歯を治したいのであれば、歯列矯正が最もお勧めできる治療法であると言えます。

歯と歯の隙間をレジンで埋める！

次に、最も安く、時間のかからない方法として、ダイレクトレジンという治療法があります。これは、すきっ歯の原因となっている歯と歯の隙間に、レジンという樹脂を流し込んでしまうという手法です。１本あたり２０分くらいで完了しますので、とってもお手軽ですよね。ただし、レジン自体がそれほど強い素材ではないので、長持ちはしないかもしれません。「とにかく明日までにすきっ歯を治したい！」という差し迫った事情がある方には、うってつけの治療法であると言えます。ダイレクトレジンにかかる費用は、おおよそ１万円程度と考えて良いでしょう。

歯を大きく見せて隙間を目立たなくさせる！

ダイレクトレジンは、隙間自体を埋める治療法でしたが、その他には、歯にセラミック製の板を張って、隙間を埋めるというものがあります。少しイメージしにくいかもしれませんね。簡単にいうと、歯の表面に少し大きめの薄い板を張ります。すると、前から見るともともとあった歯と歯の間の隙間が見えなくなりますよね。なぜなら、隙間が見えなくなるように、セラミック製の板を歯の表面に張り付けるからです。

この方法だと、単に歯が少し大きくなったように見えるだけなので、すきっ歯の治療をしたことはわかりません。これをラミネートベニアと言います。すきっ歯の治療では良く行われている手法です。ただし、この治療法には、健康な歯を一層だけ削らなければならないという欠点があります。また、治療費も８万円前後かかるなどのデメリットもあります。そうしたことも踏まえた上でも、すきっ歯に対する治療効果が非常に高いため、お勧めできる手法であると言えます。