定期的に歯をメンテナンスすることが大切です
歯科医院にご来院される患者さまは、虫歯などで痛みを感じてから来られる傾向があります。そして、虫歯になりやすいようなお口の環境が崩れた方は、歯周病を併発されているパターンが多いようです。せっかく虫歯の治療をしても、歯周病で歯を失ってしまっては意味がありませんので、主訴の治療を行った後には歯周病の治療に移ることをおすすめしています。
歯周病は初期症状が少なく、気がついたときには抜歯する手前まで来ていた、ということがある病気です。幅広い年代に発症・予備軍が多いのですが、痛みが少ないために重要性を認識しづらく、歯周病の治療単体でご来院される患者さまは非常に少ない状態です。
より長く歯の健康を保つためには、患者さまが歯周病についてのしっかりとした知識を持つことが重要です。そのため、治療の前にはきちんとお口の現状をお伝えし、継続して歯周病治療に取り組んでいただけるようにご説明させていただいております。
歯周病の治療や予防は、院内での定期的なお口のお掃除や歯磨き指導、ご自宅でのセルフケアで細菌の活性化を抑えることが主な方法です。当院では患者さまのお口の状態から判断して、短くて1ヶ月おき・長くて3ヶ月~1年おきの定期検診をおすすめしております。ぜひご活用下さい。
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