痛みが出る前に歯科医院へ通い、お口の健康維持に努めていきましょう
予防歯科は、患者さまと歯科医院がチーム一丸となってお口の健康管理を行うことが重要だと考えています。悪いところがないなら歯科医院へ行く必要はないと考えている人は多いと思いますが、痛みや腫れたりしてから歯科医院へ通うと、歯を失うリスクが生じてしまいます。抜歯が必要になる前に、多くの事象が起きていますが、そのような問題は自分で気づくことが難しいため、お口に異常が生じる前に歯科医院に通うことを心がけましょう。
また、虫歯や歯周病などで歯を失うと生活の質が低下する上に、治療に時間と費用がかかってしまいます。予防歯科では、そのようなことを「予め防ぐ」ために定期検診をご提案しています。
将来、ご自身の歯を20本キープすることは、食べ物を噛む役割だけではなく、心身共に健康に過ごせるポイントになっていることが分かってきました。お口の健康という財産をマネジメントするために、予防歯科に投資することは自らの健康寿命を延ばすことにつながると考えています。
予防歯科の中心はご自宅でのセルフケアと定期検診です。定期検診とセルフケアでは費やす時間が大きく異なるので、3カ月に1回程度の定期検診よりも、セルフケアのほうが大切だと考えています。
セルフケアでは歯茎や口に合った歯ブラシを選ぶとともに、デンタルフロスを活用して歯垢をしっかり落とすこと、洗口液を使って虫歯や歯周病の原因となる細菌を増やさないことが重要です。
ただしセルフケアでは落とせない汚れもあるので、定期的に検診を受けるようにしましょう。当院の定期検診では、院長がフッ素塗布や口腔内診査、歯石除去、歯磨き指導まで一貫して行います。
また、小さなお子さまの予防も大切です。一緒に歯磨きを行うとともに、しっかりと磨けているか確認と仕上げも親御さまがしてあげましょう。子どものうちから歯磨きの習慣を身に付けることで、大人になってもお口を健康な環境に保ちやすくなります。
お子さまが健やかに育つ将来を当院と一緒に考えましょう。
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