治療内容｜多治見ようへい歯科　小児矯正歯科

当院のモットーは「優しく丁寧な診療」です。できる限り患者さんが痛みや不安を感じないように心がけ、治療前の説明も丁寧に行います。

衛生管理においては、診療室と待合室に計2台、医療用の大型空気清浄機を設置することで空気を清潔に保つといった取り組みをしています。

また、当院はアットホームな環境作りを意識しています。「お口の中がボロボロになっているので見せるのが恥ずかしい」と思っていらっしゃる方でも気兼ねなく相談できる歯科医院でありたいと考えています。しっかり噛めるようになった、きれいになった、という患者さんの笑顔が、私たちの励みです。

当院の小児矯正では、床（しょう）矯正（※）という方法を採用しています。

床矯正は、取り外し可能な装置をお口の中に入れ、顎の拡大を促しながら歯列を整えていく矯正方法です。抜歯のリスクを抑えられるほか、永久歯がきちんと並ぶためのスペースを作っていくことができます。また、早い段階から取り組むことで、費用面・期間面での負担を軽減できるという点もメリットです。経済的な問題でワイヤー矯正を諦めていた方にも治療を受けていただきたいという思いから、この床矯正を取り入れました。

《床矯正のメリット》
・自然な発育を促進しながらの治療
・永久歯を抜くリスクをかなり抑えられる
・痛みが少ない
・虫歯になりにくい
・成人矯正と比べて安価

矯正相談は中学生以下は無料です。診断を経たうえで治療計画や費用に関してご説明をし、内容にご理解いただいてから治療開始となりますので、気になる点があればお尋ねください。

※自由診療です。料金は料金表を確認してください。

歯科医師がどんな気持ちで治療をしているかは、治療を受ける側にも伝わると思っています。そのため、まずはこちらがリラックスすることで、お子さんに不安や恐怖を与えないようにしています。

お子さんが歯科医院嫌いにならないよう、押さえ付けたりして無理に治療を進めることはいたしません。まずは歯磨きしているところを見せてもらったり、治療に使う器具について説明したりすることで段階的に慣れていってもらいます。コミュニケーションを交わしてお子さんと親しくなってから、タイミングを見て治療を進めていきます。

当院には子育て経験のある女性歯科医師がいますので、親御さんに向けて、育児や歯磨き方法などに関するアドバイスをさせていただくことも可能です。気になることがあれば気兼ねなくご質問ください。

当院の歯周病治療では、歯周病菌を除去するための内服薬と歯磨き剤を用いる治療方法を取り入れています。

内服薬と歯磨き剤の使用前には、位相差顕微鏡を使ってお口の中の歯周病菌を確認します。これは患者さんに合わせた薬を選択するために重要な行程です。また、その際にはモニターを使って採取した歯周病菌を患者さんにもご覧いただき、お口の中にどれくらい菌やカビがあるのかなどをご説明します。そうすることで、患者さんのお口のケアに対する意識が高まって頂けます。

口臭については「他人にも臭うもの」と「自分だけが臭うもの」の2種類があります。歯周病菌を取り除く治療はこのどちらにも作用を発揮しますので、お口の中がとてもさっぱりします。

歯周病は、歯が抜け落ちるだけでなく、全身疾患につながる恐れがあるとも考えています。そのため日々の予防がとても大切です。頑張って歯磨きをしても口臭や不快感が残ってしまうという方は、一度当院にご相談ください。

虫歯治療では、悪化した部分を取り残さず、かつ健康な歯を削りすぎないことが重要です。そのため当院ではお口の状態を細かく確認し、できる限り精密な治療に努めています。

具体的には、肉眼の約6倍で見ることができる拡大鏡＋専用LEDライトを使い、小さな虫歯も見逃さないようにチェックしています。また、歯を削る際は歯科の鏡より小さい鏡（専用ミラー）を活用するため、不快感を抑えて治療を進めていくことが可能です。

削ってから処置部分を確認してまた削る、といった手順では、歯の削りすぎが生じ時間がかかってしまいます。しかし専用ミラーを用いた「ミラーテクニック」であれば、お口の奥のどんな場所でも鏡を見ながら過不足なく削ることができ、治療時間の短縮も図れます。

また歪んだ姿勢では綺麗な字が書けないのと同様に、歪んだ姿勢では、治療をしっかりと行うことが困難です。
「ミラーテクニック」を用いて正しい姿勢を保つことでより精密な治療（±0.2mmの精度）を行うことができます。
狭いお口の中で鏡を見ながら削る「ミラーテクニック」は修得にかなり時間がかかりましたが、自身の疲れも少なく、何より患者さんにより「丁寧で優しく、精密な」治療を行う上でなくてはならない技術と思っています。

丁寧な治療を通して、患者さんの大切な歯を残すお手伝いができれば幸いです。