住所 東京都渋谷区恵比寿西2-20-14 201地図
Q.歯を残すための根管治療を行う際、気をつけていることはなんですか?
A.歯の保存に関わる繊細な治療だからこそ、診査・診断を怠らず、間違いがないように心がけています。
根管治療(※)は、神経が集中する歯の根っこ部分を処置する治療です。そのため当院は、精密な病状の診査・診断に力を入れています。
検査項目は、機械による病状の測定や温度の感じ方を調べるものまで実にさまざまです。お口の中を立体的に把握する歯科用CTによる画像診断も欠かせません。複数の検査結果を照らし合わせながら、症状の原因を探っていきます。一つの方法に頼らず、たくさん情報を集めることで、より繊細な治療に努めています。
検査が不十分だと、本来残せるはずの歯や神経を取りのぞく診断を下しかねません。歯を残せるかどうかの瀬戸際の治療だからこそ、患者さまには診査の大切さを知っていただきたいと思っています。
※は自由診療。医院価格は下記の通り。
【根管治療・抜髄】88,000円~132,000円(税込)。
A.歯をゴム製の器具で隔離したうえ、汚れを取り残さないように歯科用顕微鏡を使って治療しています。
歯の根はとても小さく、肉眼では把握しきれないほど入り組んでいます。当院はそのような歯の根への治療を効率的に行うために、マイクロスコープという歯科用顕微鏡を活用しています。
マイクロスコープを使うメリットは、歯の根の構造を把握しやすいことと、汚れの取り残しを防げることにあります。小さな汚れまでしっかり見えるので、歯のお掃除もはかどります。
さらに治療する歯は、ラバーダムと呼ばれるゴム製のシートで隔離しておきます。これは汚れを取っている最中に、歯の根に新たな細菌を入れないための工夫です。根管の病気は多くの場合、歯の根の汚れが原因で起こります。再発を防ぐためには、しっかりと行き届いた処置と、心配りが欠かせません。
保険診療は本院の代官山デンタルサロンに問い合わせください。