身体が成長段階にあるお子さまは、口内の状態も変化します。
例えば、乳歯列期は歯並びがきれいでも、1.2倍から1.5倍ぐらいの永久歯が生えてくると口内のスペースが足りずに歯並びが悪くなってしまうことがあります。また、顎が小さいままだと、舌の大きさと合わないために滑舌が悪くなったり、鼻づまりや無呼吸になりやすくなったりするなど、歯並びへ悪影響だけでなく、口周りの健康そのものに大きく影響することがあります。
しかし、お子さまの成長に合わせて床矯正(※)を行うことで、歯や舌の大きさに合った顎に成長を促すことが期待できます。歯並びが良くなれば、しっかり噛んで食事ができるようになり、お子さまご自身の歯を長く健康に保つことにつながります。
ぜひ、健康づくりの一環として、小児矯正を検討してみてはいかがでしょうか。当院には中国語が話せるスタッフもおりますので、中国の方も対応可能です。小児矯正をご検討中の方は、ぜひご相談ください。
※自由診療です。料金は料金表を確認してください。
お子さまの不正咬合は、成長期における上顎の成長不良が原因となることが多いと考えられています。また上顎の成長不良は、歯並び以外にも、鼻や喉の通りにも悪影響を与えます。
当院は、お子さまの健康そのものをサポートしたいという思いから、「顎顔面矯正」を行っております。
「急速拡大装置」という装置を使用し、顎の骨全体の矯正に働きかけ、歯が自然と正しい位置へおさまりやすくなるよう促します。顎の成長に合わせて行うため、お子さまの身体でも無理なく取り組むことができます。
見た目の良さだけではなく、身体本来の正しい機能や発育を促す矯正治療を心がけておりますので、健康に配慮した小児矯正をご希望の方はぜひご来院ください。
当院の小児矯正は1期治療と2期治療があり、それぞれ治療目的が異なります。
1期治療では、顎顔面矯正で上顎の骨格を広げて、健康につながる身体づくりを目指します。
2期治療では、マウスピース矯正やワイヤー矯正を用いて、きれいな歯並びに誘導していきます。
治療を終えるタイミングは個人差があり、1期治療が終わった段階で、お口の状況とご希望を踏まえて2期治療に移行するかご提案いたします。
また、舌の癖や口周りの筋肉の影響による歯並びの悪化や後戻りを防止するため、当院はMFT(筋機能療法)と呼ばれるお口周りの筋肉を鍛えるトレーニング方法もお伝えしております。
お子さまの努力を、ぜひ親御さまとともに応援したいと思っています。
小児矯正を受けられるお子さまの多くは 自分で矯正したいと思って来院されるのではなく、親御さまに連れられて来院されるケースがほとんどです。
長期にわたる治療に励むお子さまに対し、モチベーションを維持できるようサポートするのも、歯科医院の務めだと考えています。
当院は、写真などをお見せしながら解説するなど、お子さまにもわかりやすい説明を心がけております。
どれだけ顎が広がったか見てもらうことで、達成感を味わってもらうのはもちろん、男の子はかっこいい大人を、女の子はかわいい大人になるイメージをしてもらえると思います。
小児矯正では親御さまのサポートも必要不可欠となります。親御さまと歯科医院が一丸となって、小児矯正を進めていきましょう。
1
無料相談、カウンセリング
矯正治療をご検討中の方には、無料相談を行っております。
無料相談やカウンセリング時には、矯正治療に関する大まかな説明をさせていただきます。
歯並びや噛み合わせについて、気になることがあればご相談ください。
2
精密検査
レントゲン撮影やセファロ、歯の型取りなど診断のための検査を行い、口内の状態を確認させていただきます。
当院は、骨格のゆがみなども確認させていただくため、全体的な写真を撮影させていただいております。
撮影させていただいたお写真は、後ほどお見せしながら具体的な説明をさせていただきます。
3
治療計画の説明
検査結果をご説明し、治療計画をご説明いたします。
撮影した写真をもとに、現在の口内の状態からどういう風に歯が動くかなど、シミュレーションをしながらご説明いたします。
治療計画にご納得いただけましたら、治療を開始いたします。
4
装置装着
矯正装置を装着いたします。
ご自宅での矯正装置の取り扱い方などについて詳しい説明を行いますので、気になることがあれば遠慮なくお尋ねください。
また、矯正治療中に虫歯にならないよう、ブラッシング指導も行います。
5
矯正治療
矯正治療が開始したら、月1回ほどご来院いただき、治療の経過を確認いたします。
来院時には歯科衛生士がお口の中をブラッシングさせていただき、口内に問題がないかも合わせて確認させていただきます。
ブラッシングしっかりできているかも合わせてチェックさせていただき、場合によっては再度ブラッシング指導も行うこともあります。
6
2期治療移行・保定
矯正治療が終了したら、保定装置を装着するか、2期治療に移行するかを、お口の中の状況と患者さまのご希望に合わせてご提案をいたします。
保定する場合は、保定装置を装着いたします。お子さまの保定装置にはマウスピースを使用しております。保定後は、経過観察を行います。