虫歯とは、虫歯菌がつくる酸によって歯のカルシウムが溶けている状態のことをいいます。その虫歯菌は、歯の表面についている、食べかす(プラーク)が大好物です。だから、ご飯や甘いものを食べたらきちんと歯を磨かなくては虫歯菌がいっぱいになり、虫歯になりやすい口内の環境になってしまいます。そして、こわいことに、虫歯は、「歯が痛くない、しみたりしないから虫歯なんてありません。」というわけではないのです。歯科では、虫歯を4段階に分けています。厳密にいうと、虫歯かもしれないという、微妙な虫歯になり始めの段階をいれて5段階に分けることもあります。それぞれ(Co)、C1、C2、C3、C4と言う呼び方をして、ひとつの歯ごとに虫歯の状態をチェックしています。
一言に虫歯といっても、これが本当に虫歯菌かどうか悩むくらいに見た目にはわかりません。しばらく様子をみて虫歯になるか観察する必要があるケースもあります。「C1」「C2」になると立派な虫歯で、歯の表面が侵されています。現在は昔より技術が進歩し、多少の虫歯は歯を削らなくて済むようになったのですが、それでもほとんどの場合、やむをえず虫歯を削って除去する必要があります。削った歯は元には戻せません。虫歯にならないために、予防が大切なのです。
投稿者さんの口コミ (60代/男性)
2023年11月 投稿
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