こだわり｜いけだ歯科クリニック（練馬区）

私たちの歯は、健康状態を維持することで長く使い続けることができます。しかし日常生活でお手入れが補え切れなかったり、怪我等で破損したりとお口へのダメージを受けると最悪の場合は歯を失うことになります。失った歯を補うために人工的に処置を施していきますが、やはりご自身の歯に勝るものはありません。

この大切な分身をなるべく抜かずに済むように処置していくことこそが大切なのです。8年間勤務していた大学病院で培った、虫歯と歯の神経の治療を行う保存治療のノウハウや技術を一人でも多くの患者様に提供したいと考えております。

ボクシング選手などが口に含んでいる光景を見たことがありますね。スポーツマウスピースとは、激しいスポーツをする際に歯や歯茎などのお口の中や顎（あご）の怪我を予防するために装着するもので、弾力があり、上顎全体を覆うように作られています。

マウスピースは相手と激しく接触があるスポーツにおいて、お口周りを守るために作られたマウスガードです。そのため歯を喰いしばることによって生じる歯の損傷や顎関節症の予防、衝撃による脳への振動の軽減、歯によるお口の中の怪我予防などに良い影響が期待されます。

当院でのスポーツマウスピースは、オーダーメードで製作するため会話の明瞭さと装着感の向上が図られていますのでより競技に集中することができます。スポーツマウスピースを製作するには虫歯や歯石のある方は、先にそれらの治療を終了させないと製作に入ることができない場合がありますので、お時間的にゆとりを持っていただくことをおすすめします。

過去に何らかの治療処置をされた患者様が再治療に訪れ、その際今度はこういう風にして欲しいなどのリクエストをされることがあります。少なくとも再治療という時点で前回よりもご自身の歯の状態は後退しています。治療した箇所が再び虫歯になってしまった、詰め物が取れた、抜歯をすすめられた歯を残したいなどです。

まずは現状を伝え、可能な限り患者様のリクエストを聞き入れる場合は、もしかすると痛みが出てしまう可能性があるなどのリスクを併せて伝えた上で、最終的には患者様が選択できる環境に努めます。その後、歯科医師としてのアドバイスを交えながら納得の行く処置法を選んでいただきたいと考えています。

狭いお口の中においての治療は、音や振動が伝わりやすく状態によっては神経に触る痛みも感じやすくなります。そのため歯科治療を後回しにされる患者様も少なくはありません。

むしろそのために来院することが遠のいてしまわれる方もいらっしゃいますが、歯は自然治癒するものではありません。できるだけ早く処置に挑んでもらえるよう、治療中の痛みをなるべく抑えるため麻酔部分に表面麻酔を施し、極力細い針を用いるなどの工夫をしています。

また麻酔器は、コンピュータ制御により負担が軽減されるようゆっくりと優しく刺していきます。麻酔の有無に関わらず、なるべくご自身の歯を残すよう削る量をできる限り抑えることができるのです。それと共に治療時間の短縮にも努めていくことによって患者様の負担をより少なくしていきます。