「根管治療」という言葉に聞き覚えのない方も多いかもしれません。虫歯が進行してしまった場合に、歯の神経を抜いて消毒し、根元に詰め物を行う治療のことを「根管治療」といいます。当院が特に力を入れている分野でもあります。
根管治療では、痛みの原因である病巣を漏れなく取り除き、どれだけ歯の根元を無菌状態にできるかが重要です。当院では、ラバーダムというゴム膜や、マイクロスコープ、歯科用CTなどの機材を使用し、根管治療に求められる技術を維持できるよう努めています。
また、当院に来院される患者さまの中には、一度根管治療を行ったけれど痛みが再発してしまったため、やり直しを希望される方が多くいらっしゃいます。このように、病巣を除去しきれていない場合は再発のリスクが高くなります。当院は、そのような患者さまの駆け込み寺でありたいと考えています。
当院の根管治療では、治療を行う部分以外を「ラバーダム」というゴム膜で覆います。唾液には細菌が多く含まれていて、治療中にその唾液が歯の根元に入らないようにするためです。また、治療中は「マイクロスコープ」を使用します。肉眼の25倍まで拡大ができ、病巣の除去漏れがないかを常に確認しています。
自由診療の場合は、「MTA」という歯科用のセメントを用いることも可能です。歯に穴があいてしまったときでもその隙間を埋めることができ、抜くしかなかったという歯でも救うことができます。
根管治療は、治療をして終わりというわけではありません。治療のあとも半年に1回は通院をしていただき、病気が再発していないかを確認いたします。しかしながら、歯の根元が違う方向に向いてしまっているなど、当院の設備では治療が困難なケースもございます。そのような場合は、当院が提携している、より専門性の高い医院さまをご紹介しています。いずれにしても、根管治療は「歯を守りたい」という思いが必要になってくる治療といえます。
1
カウンセリング・治療
歯に痛みがある場合は、まずは治療をを行います。痛みを取り除いてから、患者さまに詳しく話をお伺いします。
2
現状把握・ご説明・治療方針の決定
口腔内のチェックやレントゲンの撮影など、現状把握に必要な情報を集めます。
その結果を踏まえて、丁寧にご説明を行い治療方針を決めていきます。
3
複数回の治療 ※根管治療もこの中に含まれます。
ラバーダムやマイクロスコープなどを使用し、本格的な根管治療を実施します。複数回にわけて治療していくため、およそ1ヵ月から1ヵ月半はかかります。
4
仮歯の製作
歯を削り、被せ物が完成するまでの仮歯を装着します。被せ物に使用する素材も、このタイミングで決めておきます。
5
被せ物製作
歯の型取りや、技工士に渡すための歯の模型を作製します。技工士に依頼をしてから、1週間ほどで被せ物が完成します。
6
被せ物をセットします。
できあがった被せ物が合っているかを確認します。微調整が必要な場合は再度、歯科技工士に依頼します。
7
定期健診
治療が終わったは、半年に1度はメンテナンスのため来院していただき、より良い状態をキープしていただきます。
投稿者さんの口コミ (大阪府/40代/女性)
2019年7月 投稿
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よかった点 | |
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施設 | 清潔感 |
対応 | 人柄・気づかい 電話・受付対応 |
治療 | 説明 丁寧さ |
ネット予約・空き状況確認 |
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