お子さまの治療を行うときには、親御さまも一緒に治療室に入っていただきます。そのほうがお子さまがリラックスでき、親御さまも状態を把握できるからです。
今は、お母さま方も働く時代なので、お父さま方の協力も必要です。親子で来られた場合には、お母さまに話をしたことを、お父さまにも伝えていただくように説明を行います。虫歯にならないようにするためには、仕上げ磨きが必須ですが、お母さまだけではフォローしきれないこともあります。お父さまがその場にいなくても協力してもらうことで、お子さまの歯を守れるようにしていきましょう。
また、歯の染め出し液をご自宅で使っていただき、どの程度歯が汚れているかをご家族でご確認いただいて、予防の大切さを自覚してもらうことが大切です。
当院は、将来的な歯並びを考えて、6歳前後で親知らずを抜く方法に対応可能です。最近は先天的に永久歯がないお子さまがいますが、これは生え替わりの問題で歯並びや親知らずにも影響してきます。早めに抜いておくとお子さまが大人になったとき、歯並びが悪くなるリスクが減るといった利点がありますがこの方法を行うには、親御さまのご理解が必要です。
親知らずで辛い経験がないと、理解をしていただくことができず、なかなか同意を得ることはできません。しかし、早いうちに親知らずを抜くメリットは大きく、将来的に矯正治療を行う必要性が少なくなる可能性があるのです。
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2024年4月
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