当院では矯正治療(※)に力を入れています。矯正治療は咬合不正(上下がうまくかみ合わず、歯列がゆがんでいる状態)を改善するための治療です。上下のかみ合わせや歯列に不具合が生じているとさまざまな問題が生じます。口腔内環境で言えば、歯列がゆがんでいることで歯と歯の間に複雑な隙間が生じてブラッシングでは落としきれない汚れがたまっていくことがあります。そういった口内の汚れを放置することは、虫歯や歯周病につながり、最悪の場合には歯を抜かなければならなくなります。また、かみ合わせが悪いと一カ所だけに圧力が大きくかかることが発生し、結果としてその歯が弱ってくることがあります。そういった場合にも最悪、抜歯になってしまいます。歯を守るためにも不正咬合をしっかり正す矯正治療は大切な治療です。
※自由診療です。料金は料金表を確認してください。
当院では全体の矯正治療から部分矯正(※)まで幅広い矯正医療に取り組んでいます。特に症例が多いのは「前歯の部分矯正」になります。前歯は人と相対した時によく見える部分でもあり、機能だけではなく見た目の部分でも前歯の矯正治療を相談される方が多くいらっしゃいます。前歯の矯正治療は全体矯正よりも比較的治療期間が短く、矯正治療は通常なら1年から2年ほどの治療継続を必要にするものですが、矯正治療の中でも歯列が少しずれている場合や、前歯の並びが気になる場合には特におすすめする治療です。
※自由診療です。料金は料金表を確認してください。
特にお子さまの歯列矯正でおすすめなのは、咬合誘導(※)と呼ばれる総合的な治療です。これは、乳歯から永久歯に生え変わる中で、新しく生えてきた永久歯をしっかりとした場所に生えるように誘導していく治療です。歯は隣接する歯に合わせてスペースをとって生え変わってきます。そういった中で、最初に生え変わっている歯がずれていると、隣接するその他の歯が生えるスペースがなくなり、徐々に歯列がずれて定着していくことになります。咬合誘導は6歳頃から15歳頃までに取り組むことがおすすめで、お子さまの歯並びが気になる親御さまの方からもご相談を多くいただきます。こちらの治療期間も約半年で、成人後に矯正治療を行うよりも負担が少なくて済みます。
※自由診療です。料金は料金表を確認してください。
矯正治療ではお子さまからご高齢の方まで幅広く治療を行っています。お子さまの場合には、先述しました咬合誘導などを中心に6歳頃から治療を始める方が多いです。また、前歯の矯正は特に学生の方からの要望が多い治療になります。矯正治療に取り組まれる全体の3割から4割ほどは学生の方です。当院では、どういった方でも矯正治療を行うことで、心身共に健康な体をつくってほしいと思っています。できる限り患者さまの経済的な負担を少なくする努力もしておりますので、歯並びでお悩みの方は一度ご相談ください。それぞれにとってよりよい解決法を提案いたします。