こだわり｜服部歯科医院

治療の事前説明では、治療を行うことになった原因をしっかりと説明するようにしています。
お越しいただいた際に不快感があれば、その原因となるものを治療していきますが、根本的な原因の理解が必要です。原因を探して、一緒に考えていかなければ、数ヶ月後には別の歯が虫歯になってしまう可能性があります。

そうならないために、患者さまご自身のお口の状況をお伝えするとともに、原因をしっかりとお伝えするようにしています。
ご自身のお口を毎日眺めているという方は少ないため、お口に対して理解していただくことは難しいです。そのため、口頭だけでなく、レントゲンや写真、模型を用いて視覚的に理解していただけるように説明をしています。目で見ながら聞くことで、どこがどうなっているのかわかりやすく、理解が深まります。

しっかりと理解していただいたうえで、治療や予防の提案をすることで、他人事ではなく自分の事ととらえてていただき、継続できる予防をすることができます。

当院にはご家族やお子さまが多くいらっしゃいます。そのため、お子さま連れの患者さまでも来院しやすい歯科医院を目指しています。
親御さまが治療を行う際に、お子さまに待合室で一人で待っていただくことは、親御さまにとっては不安になってしまうことであると思います。

治療に集中したい、もしくはリラックスしたいと思っていても、お子さまのことが心配で気が気でないとなってしまえば、精神的に疲れてしまうでしょう。

当院では、そういったことにならないように、親御さまの負担を少しでも減らせるような取り組みを行っています。
手の空いているスタッフがいた場合には、お子さまの面倒をしっかりと見させていただいています。また、どうしても親御さまと離れたくないお子さまがいらっしゃいます。そういった場合には、親御さまが抱っこをしたままで治療を受けていただくことも可能にしております。

診療時にお子さま連れの患者さまは、気兼ねなくご相談いただければ対応いたしますので、お申し付けください。

仮歯などは院長が作っており、その際には見た目だけではなく、噛み合わせまで重視しています。被せ物には、保険診療から自由診療までさまざまなものがあります。見た目を重視される方であれば、ニコッと笑った時に見える場所のものは自然な歯と同じようなものがいいと考えています。そのため、そういった場合には、保険ではなく自由診療のものをおすすめしています。

しかし、ここで気をつけなければいけないことは、噛み合わせが悪いと良い被せ物を入れてもすぐにダメになってしまう可能性があるということです前歯に良い被せ物を入れても、奥歯の噛み合わせが悪ければどこかに負担がかかってしまい、前歯にまで影響を及ぼします。そうなってしまっては本末転倒です。

そのため、まずは噛み合わせをきちんとして、よく噛める歯になってからお好みのものを入れていただくような方針で診療をしています。

治療に入る前には、患者さまとコミュニケーションを取り合うことを大切にしています。コミュニケーションをしっかりととることで、患者さまの要望や希望を把握することができ、少しずつでもお口が健康に近づけるような治療を行うことができます。
コミュニケーションを怠ってしまいますと、治療を通して良い方向に向かっているのか、悪い方向に向かっているのかがわからず、患者さまに合う治療を提供することができなくなってしまいます。
治療をさせていただき、前よりも不快感がなく、噛みやすくなれば、そのまま治療を継続するべきであり、そうでない場合には、別の治療法を提供した方が良いと言ます。
患者さまがご自身から悪くなったとは言いにくいと思いますので、そういった思いや言葉をすくいあげられるように、治療に入る前はゆったりと時間をとってお話をするようにしています。

患者さまが納得できる治療を行うために、話し合うことを欠かしません。
お口に関する不安がある方は、遠慮せずにお申し付けください。