お子さまの歯並びは、噛むことや発音に影響を与える、重要なものです。幼いうちに矯正について相談し、治療を始めさせてあげましょう。まだ乳歯が多い段階のお子さまには、床矯正(※)や筋機能矯正(※)装置で顎の成長を促します。顎が十分に広ければ、生え換わりの過程で永久歯が望ましい位置に生えてくるでしょう。
主に提供している筋機能矯正は、マウスピース型をした装置を装着する方法です。決まった時間だけ装着すれば良い一方、ご本人の継続意欲が欠かせません。当院では、これまでの改善状況をお伝えし、励ますようにしています。必要に応じて固定式の装置を使うことも可能です。小児矯正は永久歯が生え揃ったら一旦終了し、場合によっては後からワイヤーで部分矯正(※)をして仕上げます。
※自由診療です。料金は料金表を確認してください。
幼いお子さまですと、歯科自体に不慣れということがあります。怖がらせないよう、当院では一人で診療台に座れるようにするところから練習を始めます。泣いている場合、泣き止むのを待ち、無理はさせません。
座れるようになったら、機械から出る風をまずは手足など、お口から遠いところに当ててみます。タービンのキーンという音も、一緒に耳を傾けて「飛行機みたいだね」と確認します。バキュームで唾液を吸い取ることも、実際の治療に入る前に「予習」してもらう方針です。