歯周病の保存療法の治療内容|高尾歯科医院

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住所 香川県善通寺市上吉田町8-4-40地図

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歯周病の保存療法

軽度な歯周病への治療法として保存療法

軽度な歯周病への治療法として保存療法

歯周病は症状が重症化し外科療法が対応できないケースになると、抜歯のほかに選択肢がなくなってしまうため、歯周病の症状が見られる場合にはできるだけ早く歯科検診を受け、治療を開始することが重要です。早期に治療を開始することは、お身体への負担やリスクを抑えた治療法でよりよい結果につなげることが期待できます。
当院では、進行が軽度な歯周病への治療法として保存療法(非外科療法)をご提案することがあります。

歯周病の原因は歯の表面に沈着する歯垢(プラーク)です。歯垢には数多くの細菌が存在しており、その中で歯周病原因菌の割合が増加すると歯周病が発生するとされており、特に問題とされているのが歯周ポケット内の歯垢です。
つまり、外科治療の必要の有無に関わらず、歯周病治療の基本となるのは、歯垢中の細菌を歯周組織に影響を及ぼさない状態になるよう管理する「プラークコントロール」です。現在付着している歯垢を歯周組織が健康な状態になるまで除去し続けることが、症状改善に有用とされています。その理由の一つとして、古くなった歯垢ほど歯周病菌の割合が多く、新しい歯垢ほど歯周病菌の割合が少ないという点が挙げられます。
しかし、この治療をどの程度行うかはお一人おひとりによって異なるため、歯周病治療は歯周組織の状態を診断し、その方に合わせた治療法をご提案していきます。

また、歯周病の進行が一定レベルに満たない場合にも、歯周ポケット内と歯肉縁上の歯石除去を行ってまいります。
歯肉縁上の歯垢除去は主に歯ブラシで行うことが可能ですが、歯周ポケット内の歯垢は、超音波スケーラーを使用して除去します。かつては歯根の表面に付着している歯垢が問題とされていましたが、これまでの研究により、近年では歯周ポケット内の歯垢により強い歯周病原性があるとされることもあるため、歯周ポケット内全体の歯垢除去が必要とされています。
このように、歯肉縁下の歯垢が十分に除去されていることに加えて、歯ブラシなどでの口内清掃がしっかりと行えていれば、歯肉縁下で歯周病菌が増殖することを防ぐことができます。そして、歯周組織に生じた炎症を改善し、歯周病を治療することが可能となります。

しかし、歯周病を治療したとしても、普段のブラッシングが不十分だったりすると再発することがあります。そのため、定期的な歯科検診とメンテナンスで清潔な口内環境を保持することが重要です。また、前述の保存療法は、歯周ポケットの深さが5mm以上で重症とされるケースの改善が困難であるため、この場合には外科などの治療が必要となります。

患者さまご自身によるプラークコントロール、つまりブラッシング方法や、保存療法の補助としての薬、洗口薬の選択についての研究も進められております。当院でも、このような治療法について研鑽を重ね、患者さまにご提案する選択肢を少しでも増やせるよう努めております。

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