歯の根の内部にある神経や血管が通っている管を根管といいます。進行した虫歯や外傷などにより根管が炎症・感染を起こした場合に必要になるのが根管治療です。炎症や感染を起こしたまま放っておいてしまうと、歯の痛みや歯肉の腫れ・根の周囲に炎症が拡大するだけでなく、リンパ節が腫れたり熱が出たりと体の症状が引き起こされることもあります。虫歯などの患部を除去し、菌をかき出して消毒した後に再感染防止のために患部をつめ物をしていくのが治療の方法です。これによって症状が抑えられるだけでなく、予防にもつながります。
根管治療とはビルの基礎工事のようなもので、今ある歯を将来的に残していくために重要な治療です。数十年先のお体を想像して、お口の健康を保つために今からリスクを減らしていきませんか。
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