治療内容｜小西歯科小児歯科医院

当院では、将来的にしっかりと歯を残すための処置を心がけ、お口全体を診たうえで治療計画を立てています。

特に力を入れているのが、歯周病のケアとメンテナンスです。歯周病は歯を失う原因になり得るお口の病気ですが、初めのうちは痛みなどの症状がないことがほとんどです。早めに気づき、軽度のうちからしっかりと歯垢や歯石を除去していくことで、進行を抑制して歯を守ることにつながります。また、定期的に受診いただくことで、虫歯が再発した場合にも早めに対処できると思います。

診療の際にも、痛い所だけにアプローチする部分的な治療ではなく、お口の将来を見据えて全体的に治療する大切さを伝えていけたらと思います。

当院には日本小児歯科学会認定の小児歯科専門医が在籍しており、お子さまの予防・治療・外傷など、さまざまな症例に対応しています。また、障がいのあるお子さまの診療にも対応し、一人ひとりのペースに合わせて治療を進めることを大切にしています。

子どもの虫歯は進行が早いため、なるべく定期的に歯科医院へ受診し、予防管理することが大切です。そのため、診療ではクリーニングや歯並びの相談など、お子さまの歯を守ることを意識した治療をご提案いたします。診療の際には、お子さまのお口の状況や治療について、しっかりと親御さまへご説明します。

小児歯科は火、木の午後以外は診療しています。土曜日も終日診療しています。ぜひお子さまのお口を見せにお越しください。

歯周病の診療では、処置の前にまず、「歯周病とはどんな病気か」、「どのように治療していくのか」について、視覚的にもわかりやすいパンフレットを使用しながらご説明するようにしました。歯の土台となる歯茎の大切さをしっかりとお伝えすることで、治療を理解し、意識を向けていただくことを目指しています。

処置では、ブラッシング指導をはじめ、歯石の除去など基本に忠実な処置を大切にしています。状態が安定した後も、再発しないようにメンテナンスを継続し、予防管理に注力いたします。

また、重症化した歯周病の外科治療にも対応しています。お口の状態に合わせた治療方法のご提案に努めます。

虫歯などの治療後は、一定期間ごとにメンテナンスを行い、再発予防に努めることが大切だと考えています。通院のタイミングについては、短くて1カ月から2カ月、長くて半年に1回という頻度が基本です。患者さまのお口の状況を見て、来院頻度を決めていきます。

当院では担当歯科衛生士制を採用しており、いつでも同じ歯科衛生士が患者さまのお口のチェックやクリーニング、ブラッシング指導などをすることで、ちょっとした口内の変化に気付きやすくしています。

なお、ブラッシング指導の際には、磨き残した歯垢を染色できる染め出し液を使って、患者さまが磨くべき部分の意識付けをするなど、一人ひとりのお口の状況に合わせたケア方法をご提案していきます。お口の現状やご自身に合うセルフケア方法が知りたい方も当院へお越しください。

お子さまの健全な発育成長をサポートするために、当院では小児矯正（※）の1期治療に力を入れて取り組んでいます。筋機能矯正や床矯正など、歯並びや骨格の状態に合わせてさまざまな装置を選択可能です。

1期治療で永久歯が並ぶのに十分なスペースを作ることができれば、歯自体を動かす2期治療へ進む可能性が低くなります。1期治療ができるタイミングは短いため、お子さまの歯並びが気になったら、すぐに相談することが重要です。実際に矯正をするかどうかは置いておいて、お子さまの歯並びの診断だけでも受けにいらしてください。

お子さまが将来、歯並びの悪さをコンプレックスにしたり、歯が磨きにくくて虫歯や歯周病のリスクに悩まされたりしないためにも、早い時期に小児矯正をご検討ください。

※は自由診療です。料金は料金表を確認してください。