こだわり｜こうの歯科医院

当院では患者さまへの接遇に関して、こだわりを持ってスタッフ共々対応させていただいております。

歯科医院は「痛い・怖い」というイメージをお持ちの方がいらっしゃると思います。そのイメージを少しでも変えられればと思い、来院された患者さまを笑顔でお出迎えし、治療中の一つ一つの動作や治療終了時に「お疲れ様でございました！」とお声掛けを行っております。また、患者さまが落ち着いて治療にのぞめるよう、清潔で落ち着いた空間づくりの一環として、清掃専門のスタッフが週に数回院内の隅々まで清掃を行っております。

スタッフと医師間の連携や環境を充実させる事で、患者さまにも心の余裕をもって対応ができるという良い循環を築いております。

歯科医院は痛いし怖いからなかなか一歩が踏み出せない方もいらっしゃると思います。しかし、症状が進む前に来院いただき早期治療を開始することで、少しでも削らず抜かずに済む治療も可能です。

麻酔を施す前には歯茎に表面麻酔を使用し、歯肉粘膜に潜り込ませるような感覚で針先を刺します。また細い針の電動麻酔器を使用し、一定の圧力でゆっくりと薬液を押し出すことで、チクリとした感覚や薬液が入る不快感を緩和しています。薬液も体温と同程度に加温し温度差による刺激を少しでも和らぐように努めています。

当院では院内のデザインにこだわりを持っていて、歯科界では知られているデザイナーの方に設計していただきました。院内デザインへのこだわりは、治療とは別の観点で患者さまに喜んでいただきたいとの思いからきており、患者さまだけでなくスタッフのモチベーションアップにも繋がると考えています。

デザイナー探しにはかなりの時間をかけ、院長自身が本を読んでデザインの勉強に取り組み、当院が現在の形に至るまでに3年程かかっています。現在の形にリニューアルする際には、デザインだけでなく治療器具も全て入れ替えました。また、よりプライベートな空間での治療、手術などに対応する個室診療室も備えています。

内装をこだわり、患者さまの緊張を少しでも払拭できるようにインテリアにもこだわりました。患者さまには当院へ入ったときの清潔感や温かみを感じていただければ幸いです。

院内の衛生環境に関しても、ホスピタリティーの一環ととらえており、整理整頓・感染症対策にはより力をいれて取り組んでいます。

使い捨てできる紙コップやエプロンなどのディスポーザブル製品を使用し、治療器具は患者さまごとに取り替えています。治療を終えた器具は酸性の水溶液に浸しておきます。予備洗浄を行った後、自動洗浄と超音波洗浄を経て、滅菌パックに封入後、滅菌器にて滅菌を行います。洗浄や滅菌にやりすぎということはありません。歯を削るタービンなどの熱に弱い器具の滅菌に関しても、しっかりと滅菌を行っております。

患者さまへの、来院時の検温や手指衛生のお願いはもちろん、ドアノブやお手洗いなどを中心に定期的にスタッフが拭き上げを行っておりますので、心地よくご来院いただき治療を受けていただくことができます。またスリッパに履き替えず、靴のままで診療室へお越しいただけるため衛生的です。

ある医院の中で当院を選んでいただいた患者さまのご期待にお応えするためにも、カウンセリングに力を入れています。そして、患者さまの求めている治療やご要望を十分に把握したうえで、納得していただける治療を提供するための計画を立てていきます。

また、お口の中は自分自身で見えにくいからこそ、意識して清潔に保つことは難しいものです。そのため、お口の中の状態を実際に目で見て理解していただきやすいよう工夫して説明を行っています。まず、診療台付近には大きめのモニターを設置しており、大きな画面でレントゲン写真やお口の中の写真を映せるようにし、併せて、模型を動かしながら視覚的に見せることで、治療に前向きに取り組んでいただける体制を整えています。

当院では、患者さまにリラックスして治療を受けていただくための環境作りに力を入れています。特に、滅菌などの衛生面においては直接見えない部分であるからこそ、患者さまが気にすることなく治療を受けられるようにこだわっています。

清潔な環境を保つため、衛生管理システムを採用しており、殺菌作用に期待できる水を使用しています。そして、段階を重ねて洗浄を行い、滅菌処理を行った治療器具は滅菌パックにて清潔な状態のまま保管します。また、治療器具の保管庫では紫外線で殺菌照射をしていますので、開封時まで清潔な状態を保つことができます。エプロンやマスク、紙コップは使い捨てのもので、治療ごとに新品のものを使用しています。

自分の家族に接する時と同じ気持ちで患者さまの診療にあたることをモットーに、衛生管理は今後も力を入れてまいります。