予防歯科の治療内容｜みよし歯科クリニック

予防歯科で容易ではないのは、目に見える治療ではないということです。実際に痛みがあったときに削ってつめれば、目に見えて治療になりますが、定期的なお掃除と虫歯のチェックは結果が見えるものではありません。患者さまご自身でご理解いただき、実感していただかないことには、定期的な歯科検診の意識づけをすることはなかなかできません。当院では口腔内カメラを導入することで、治療前と治療後の写真を比較して見ていただけるようになりました。「今現在自分が受けている治療」の内容を理解していただけると同時に、常日頃定期的にケアに通っていただくことでご自分の歯茎などがどう変化してきたかを確認していただけるようにして、患者さまに実感していただいております。

予防のためには、日頃のケアがまず重要になります。そのうえでブラッシング指導を行い、普段のブラッシングで磨けていない部分の磨き方を指導させていただきます。磨けてない部分を患者さまにご理解いただく際には、鏡や口腔内カメラを用います。目で確認していただくと、歯茎が腫れていることがわかります。実際患者さまには、腫れているかどうかも、わからない場合が多々あります。腫れていない箇所と腫れている箇所を比べることで、ご自分のブラッシングの問題点を認識いただくことも重要です。

当院のブラッシング指導の際は、ブラシを当てるべき部分に当てるため、患者さまお一人おひとりに合った指導を心がけています。ブラシの持ち方を変えたり、場合によっては利き手から持ち変えることで、ブラシが届きにくい箇所に当てる工夫などもご指導しており、歯科衛生士が責任をもってご指導に当たりますが、私自身もその様子を見せていただくように心がけています。