Q.歯石はどんなところにできやすいのでしょうか?
A.患者さまが磨き残した部分や、歯周ポケットの奥深くに、歯石ができる傾向があります。
歯周病の原因は、歯の表面や歯周ポケット(歯と歯茎の隙間)に付着した、歯石と呼ばれる最近のかたまりです。歯周病治療では、歯石の除去と毎日の歯磨きによって、症状の緩和を目指します。
症状が進行して歯周ポケットが深い場合、ポケットの奥まった部分に歯石ができています。その深い部分の歯石を残さず取るために、4回から6回ご来院いただいて、ていねいに歯石除去を行います。
また、歯石は3カ月程度で新たに付着するため、治療後も定期的なご来院が必要です。その中で、患者さまのブラッシングのくせを把握して、歯周病を防ぐブラッシングのコツをお伝えすることもあります。