大津テラス古藤歯科クリニック（旧古藤第二歯科）

とにかく患者さんに対しては「優しく接する」ということがあると思います。
古藤第二歯科はお隣に百貨店があったのですが、その百貨店ができて少しあとの1978年開院となります。これほど長く愛されているのは、先代院長である父の人柄によるところが大きいです。
家族に対してもそうですが、とにかく患者さんを怒ったり注意したりするところを見たことがありません。
近くに歯医者さんができても多くの方にここを選んでいただけているのは、そんな父を慕ってくれている患者さんが多いからでしょう。
この姿勢を僕も見習って、大津テラス古藤歯科クリニックでも受け継ぎたいと思っています。
人柄に加えて、治療を重ねて地域に貢献してきました。
こだわりの歯科医療をご提供できるように技術も設備も整えて、取り扱っている診療科も保険診療・矯正・歯科口腔外科・インプラント・小児歯科など、幅広く扱っております。
過去の技術もいいものは残して、新しいものも取り入れながら取捨選択してよりよい診療・治療を目指しています。
あとはあたりまえのことですが、まずは患者さんの症状をよくお聞きすることです。
歯医者に来ると緊張してしまうなど、しゃべりにくく思われる患者さんもいらっしゃるので、お話しやすい環境を作って訴えをしっかり受け止める。
それからご提案できる治療法をわかりやすくご説明して、ご納得いただけたら治療を進めるということを心がけています。

最初は学生の頃の実習や病院研修などで歯科口腔外科を見て、ほかの科とは一線を画していたので惹かれるところがありました。
外科そのものに興味があったということもありますが、自分の歯科医療の将来を考えたときに、いきなり一般的な診療所で歯の治療をするより、口の中から離れた体の部分の知見も少し広げたいという思いがあったんです。お薬の知識や全身の影響などもそうですが、切開・剥離・縫合や抜歯する技術にしても診断法を学ぶにしても、初期の頃に身に付けておけばずっと後々まで役に立つはずですからね。
歯科口腔外科で習練したことで、僕の礎ができて今につながっていると実感しています。

感謝されることを目的とするわけではないですが、患者さんも僕もお互いが良い方向にいくと、やはりうれしいしやりがいがありますよね。
むずかしさというのは、全ての症例が単一じゃなくて、患者さん一人ひとりについて考えないといけないということでしょうか。
これが大変なため、治療に関してマニュアルを作っている医院さんもあります。
病院で各先生によって治療の基準や技術の差が出ないようにという方針からなんですが、
例えば、抜歯するか保存するかの選択なども根の長さの数値でみたり、歯周病の治療で歯周ポケットが何ミリならこうとか、細かく取り決めがされています。
これで成功されている先生もいらっしゃるので何とも言えませんけれど、あくまでマニュアルはその病院が患者さんを選ぶためにあると思うんですが、
今はもう患者さんが病院なり先生なりを選ぶ時代になっていますから、そこらへんがむずかしさいところかもしれません。
矯正（※）も補綴もインプラントも（※）、患者さんによって同じ症例はないですし、
治療一つとっても抜髄をしなきゃならないとして、じゃあそのあとの経過が必ずしも成果が出るかどうかというは、芳しいときもあればそうでないときもあります。
そこを見極めるむずかしさはありますが、仕事としての面白さも含まれていますので必死に取り組んでいます。

※自由診療です。料金は料金表を確認してください。

長く地域の方々に親しんでいただいていますので、それをそのまま継承して、さらにこれからも末永く皆さまが通いやすい歯医者を目指していきます。
患者さんの一生涯を通じて歯の健康サポートをさせていただき、
メンテナンスでしっかり見守るというコンセプトを掲げ、この先何十年と歯科医療で貢献したいと考えています。
これまでのおつきあいでご年配の患者さんも多くいらしていて、近頃ではお子さまを含め若いファミリー層の方々も増えてきました。
どの年代の方からも愛されるように努力してまいりますので、お悩みがあればどんなことでもご相談ください。