A.ホームケア指導はどちらも力を入れますが、重度の方は歯茎の中までの掃除が必要です。
軽度の歯周病であっても、歯茎から出血することがあります。できるだけ出血がないようコントロールすることがホームケアのポイントです。
「観血処置」という歯科用語があります。歯科治療ではなるべく血を見ることのない治療が望ましいのですが、重度の歯周病の場合は、歯茎の中まで器具を入れて掃除をしますので、出血は皆無ではありません。しかし、丁寧に処置をしていきますので、あきらめずに通っていただきたいと思っています。
日々のケアについては、歯周病の進行度合いに関わらず重要です。患者さま一人ひとりに合わせてブラッシングなどのアドバイスをいたします。例えばある患者さまは、朝ご飯を美味しく食べるため、歯を磨いてからご飯を食べていらっしゃいました。その後は夜まで歯を磨かないとのことだったのですが、それでは1日中お口の中で雑菌が繁殖している状態になります。歯の健康のためには、「歯磨きは食後」が原理原則です。このように患者さまの習慣にもアプローチすることが、歯周病治療を成功させるカギだと考えています。
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