ハヤト歯科クリニック

当院は、治療内容などをわかりやすくご説明することを心がけています。患者さまに、不安のない状態で治療を受けていただくようにするためです。また、患者さまがご自身のお口の現状や治療内容を理解することは、治療後の予防に対する意識を高めることにもつながると考えています。

お口の健康に興味を持っていただけるようご説明いたしますので、わからないことや気になることなどがあれば、どうぞ遠慮なくご質問ください。

お子さまの治療では、歯科医院に苦手意識を持たれないよう、いきなり治療を始めることはございません。まずは歯科医院の雰囲気に慣れてもらうことから始め、できる範囲で治療を進めていくようにしています。

また、3歳までのお子さまについては親御さまにご説明をいたしますが、4歳以降のお子さまについては、ご本人にもきちんとお話しして、ご理解いただくよう努めています。

「仕上げ磨きや口内のチェックはいつまで行えば良いですか」というご質問を受けることがありますが、3歳から6歳くらいまではお口全体をチェックして、仕上げ磨きをしていただければと思います。小学生になる頃には、汚れが残りやすい箇所がわかってくると思いますので、その部分を重点的にチェックすると良いでしょう。

当院は、どこに汚れが残りやすいのかをお伝えしたり、仕上げ磨きのコツをご指導したりすることも可能です。乳歯の時期からしっかりとお口の清掃に取り組み、虫歯菌の増殖を防ぐことが、お口の健康維持には重要だと考えています。永久歯に生え変わってからもより良い口内環境を維持できるよう、早い段階で、お子さまにケアの習慣をつけてあげましょう。

患者さまご自身の歯を残せるよう、当院はできる限り抜かない・削らない治療に努めています。しかし、削りすぎに注意したり、残せる歯は抜かずに残したりすることも重要ですが、悪くなった部分は、しっかり削ったり抜いたりすることも必要です。そして、その見極めが歯科医院の大切な役割だと考えています。

そのため当院は、「なぜ削るのか・抜くのか」「なぜ削らないのか・抜かないのか」というご説明をきちんと行い、ご理解・ご納得いただくようにしています。その上で、治療案をご提案し、患者さまが納得いく選択をしていただいてから治療へと進んでまいります。

そして治療後は、歯科医院に定期的に通うことの大切さについて、レントゲンをご覧いただきながらご説明したり、お口の状況に合わせて電動歯ブラシや歯間ブラシ、デンタルフロスの併用をご案内したりなど、予防に取り組むことの重要性をご説明しています。

患者さまのご要望も伺った上で治療方法を考え、ご提案いたしますので、ご希望などがあれば、まずはお聞かせいただければ幸いです。

入れ歯は完成すれば終わり、という治療ではありません。患者さまによって右が噛みやすい、左が噛みやすい、といった噛み癖がありますし、上の歯は入れ歯で下の歯は天然歯の場合と、上下とも入れ歯の場合では、噛む感覚も違います。そのため、完成後に調整して噛み合わせを「作っていく」ことが大切なのです。

当院の院長は大学で、欠けたり失ったりした歯を人工物によって補い、噛み合わせを整えることを学ぶ「補綴科」に所属し、入れ歯についても知識や技術を磨いてまいりました。その知識を生かして、一人ひとりのお口に合わせて調整をして、しっかり噛める状態へと整えるよう努めています。

保険診療の入れ歯はもちろん、金属床（※）やノンクラスプデンチャー（※）といった、自由診療の入れ歯もご用意しています。噛み合わせだけでなく、見た目や使い心地についてのご希望があれば、気兼ねなくご相談ください。

※自由診療です。料金は料金表を確認してください。