小児歯科の治療内容｜小林歯科クリニック

お子さまの治療で大切なことは嘘をつかないということです。事前に何をするのかを伝えることでお子さまの緊張をほぐし、無理に治療を行うということを回避できるようにしています。

治療を行う前に、お子さまとはその日に何をするのか約束事を決めます。例えば、3本歯をきれいにすると約束をしたら、3本だけ治療します。それから確認をして、できそうな場合にはさらに本数を増やして、厳しい場合にはその日はそこまでにします。お子さまの場合、無理に治療を行うとトラウマとなってしまう恐れがあるので、できる範囲内で少しずつ治療を行っていきます。

小さいころに歯科医院にトラウマを感じてしまうと、大人になってからもなかなか足を運ばなくなってしまいます。そのため、何をするのか事前に伝えてから治療を行っていきます。そうすることで、分からないという恐怖心を和らげることができ、歯科医院に対する悪いイメージも緩和されます。

お子さまが心を開いてくれるように、当院は会話を重視しています。会話をすることでその子のことを知ることができ、何をされたら嫌なのか、どのようにアプローチしていくのがいいのかなど、その子に寄り添った治療を行うことができます。

また、治療を行う際には、まず器具に触れてもらいます。歯科医院には見たこともない器具が多くあるので、まずは近くで見て、触って、知らないということをなくしていきます。

歯科医院の雰囲気に慣れていただくことで、お子さまは自然とお口を開けられるようになってきます。お声かけもこまめに行い、我慢させるということも減らしていきます。お子さまが心を開いてくれることで、無理なく治療を行うことが可能です。怖がらずに通ってもらえるように配慮し、歯に対する関心を持っていただきたいと思います。