こだわり｜佐竹歯科

歯科医院への足取りが重くなる理由といえば、なんと言っても治療中の痛みが挙げられるのではないでしょうか。私も子どもの頃、痛い治療を受けてきました。当院の患者さまにはそのような思いをさせないため、電動麻酔器を導入して麻酔注射するようにしています。麻酔液を注入するスピードをコントロールすることで、麻酔時に感じる痛みを軽減できるのが特徴です。

ほかにも、レーザー治療をおこなうことにより、歯周組織を活性化し、顎関節症などの痛みを和らげる治療にも取り組んでいます。

訪問診療では、患者さまに声をかけさせていただきながら治療を行っています。また、治療を行う歯科医師やケアを行うスタッフは患者さまごとに担当を付け、毎回同じ人が同じ患者さまを見るようにしています。

患者さまの中には違う人に治療を行ってもらうことに不安を感じる方もいらっしゃいます。同じ人が治療やケアを行うことで患者さまに気楽に治療を受けていただくことができるのです。患者さまのご家族の方で、訪問治療に関して聞きたいことや疑問点などありましたら、遠慮なく何なりとお申し付けください。

お電話にて、治療内容や治療の経過などについてきちんと説明すると共に、疑問点についてお答えさせていただきます。通院が難しい患者さまの健康のために、訪問診療を通じお役に立てたら幸いであります。訪問治療を希望する方や詳しく知りたい方は遠慮なく当院までご連絡ください。

治療や予防に取り組むうえで大切なのは、ご自身のお口に関心を持つことです。当院では、患者さまに治療や予防の意欲を高めてもらうため、コミュニケーションを取りながら、ご自身のお口の中についてもっと知ってもらえるよう働きかけています。

歯磨きのコツについてアドバイスするのはもちろんのこと、磨き残しがあった場所をお知らせして一緒に改善を目指します。普段、ご自身では見えにくいお口の中だからこそ、歯科医院でのチェックが重要になります。「なぜ虫歯になったか」「どうやって予防していくか」を知っていただき、より長く健康な歯を残せるようにサポートいたします。

当院の治療方針は、「もし自分が患者さまの立場だったら」という気持ちを持って、より良い治療を提案することです。説明は分かりやすいようかみ砕き、ていねいに接するよう心がけています。

初診でいらっしゃった患者さまには特に詳しく説明しますので、30分ほどお時間をいただくことがあります。お口の中の写真やレントゲンを撮り、模型を使って現状を説明します。その後、患者さまのお話をお聞きして、ご希望はできるだけ治療計画に反映していきます。

例えば、入れ歯を希望される患者さまには、見本品を手に取って大きさや重さを確認いただくことも可能です。ご自身のお考えに近い治療を選んでいただけるよう、ていねいなカウンセリングに努めています。

当院では、治療器具の滅菌処理を大事に考えており、滅菌器はクラスB基準のものを取り入れております。また、滅菌後の器具については個別で包装し、治療時に開封しています。
しっかりと通い続けていただくためにも、患者さまのお口に入ることになる治療器具については使い回しなどはもってのほかです。滅菌処理をしていない状態では一切利用いたしません。

新型コロナウイルス感染症対策として、当院では院内の衛生管理に力を入れています。

例えば治療に使用した器具は、患者さま間で使い回さずに一つひとつ洗浄・滅菌処理を施しています。複雑な内部機構の器具もしっかりと滅菌できる「クラスB滅菌器」や、歯を削るタービン用の注油器・滅菌器・オイル洗浄器などを導入しているので、いつでも清潔な道具で治療を行うことが可能です。また治療中の飛沫感染を防ぐため、フェイスガードの装着を心がけるとともに、お口から出る粉塵などを「口腔外バキューム」で吸引するようにしました。

その他にも、待合室のいすにアクリル板の仕切りを設け、来院された患者さまには玄関前での手指衛生をお願いしています。これらの取り組みによって院内感染のリスクを可能な限り抑えていますので、どうぞ気兼ねなくご来院ください。