予防歯科の治療内容｜医療法人社団栄昂会 細田歯科医院

なぜ、そこまでデンタルケアグッズにこだわるかというと、予防には、歯科医師によるクリーニングより、患者さまがお家で行うセルフケアの方が遥かに大切だからです。毎月20分のクリーニングに通ったとしても、歯科医師が関与できるのは年間240分しかありません。

対して、歯磨きを1日に3回5分行うとすると、年間でかなりの時間歯磨きを行っている計算になります。加えて、患者さまによって虫歯や歯周病の原因や生活状況は異なりますから、ケアの仕方も当然患者さまごとに変わってきます。
ですから、日頃の歯磨きに必要な歯ブラシや歯磨き粉といったデンタルケアグッズを、患者さまに合わせて利用することが、健康のためになにより大切なのです。

当院は、お薬が飲めない妊婦さんや赤ちゃんに、歯科医院に通わなくても虫歯や歯周病の予防ができる、プロバイオティクスのサプリメントをオススメしております。

赤ちゃんの虫歯のリスクは、周囲の大人の影響を受けます。虫歯や歯周病は菌感染ですから、赤ちゃんの虫歯の感染を抑えるために、まずはお父さんお母さんの虫歯を抑えることが大切です。
しかし、妊娠中は、ホルモンバランスの変化やつわりの影響で、お口の環境が荒れて虫歯や歯周病になりやすくなります。しかも妊娠中は、抗生物質などのお薬は飲めません。
そこで、当院は抗生物質ではなく、菌の環境を整えるプロバイオティクスに着目しました。プロバイオティクスを用いたバクテリアセラピーを行うことで、口腔内の菌の環境を整え虫歯や歯周病を防ぎます。

妊娠中にも生まれてくる赤ちゃんにも使えるので、「マイナス1才からの予防歯科」としておすすめしています。サプリメントを飲むだけですので、歯科医院に通わず自宅でできるのも魅力です。