予防歯科の重要性
予防歯科とは、虫歯や歯周病になってから歯医者に行くのではなく、普段から定期的にメンテナンスをおこなうことです。虫歯や歯周病等悪い部分の治療が終わった後、患者様の要望を尊重しながら、現状を維持して将来健康な歯を多く残すために定期的なメンテナンスのお手伝いをします。
歯を失うと食事が美味しく味わえなかったり、会話を楽しめなかったりして、生活の質が下がってしまいます。年齢を重ねても健康な歯を多く保っている方は、身体も健康で医療費が少なくすむとも言われています。
虫歯や歯周病等の悪い部分を治療したら終わりではなく、日ごろからお口の健康に気をつけることが大切ですので、当院では予防歯科を重視しています。定期検診を受けていれば自分では気づきにくい虫歯や歯周病の早期発見につながり、年齢を重ねても現在の健康な歯を保つことができます。
予防歯科は定期的なメンテナンスですから、患者様と長いお付き合いになります。通われる間に、患者様の状況が変化することも十分考えられます。患者様が糖尿病等の病気になられた際は、そのときどきの体調に応じた予防治療をおこないます。たとえば、糖尿病にかかると血糖値が高くなって歯茎の毛細血管の血流が悪化し、血液の流れが悪くなって歯周病菌を退治できなくなってしまいます。それによって、歯茎が炎症を起こして出血しやすくなります。ですから、糖尿病になった患者様は今まで以上にこまめなブラッシングが必要になってきます。患者様の状況の変化に応じて、それまで3か月に1回の頻度でメンテナンスしていた場合、1か月に1回の頻度に変更する等、よりきめ細やかな予防治療をおこないます。
また、予防に欠かせないブラッシングですが、いつも同じ場所に食べかすが詰まっている場合は患者様の磨き癖が原因です。磨き癖はどの患者様にもありますので、当院では、ひとりひとりの患者様に応じたブラッシング指導をおこなっています。
投稿者さんの口コミ (20代/男性)
2022年1月 投稿
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